【簡単・綺麗】自動車整備士が教える『古くなったカーフィルムの剝がし方』

子供がおもちゃをひっかけて
カーフィルムがやぶれました…。( ;∀;)
せっかくですので、
古くなったカーフィルムを
綺麗に剥がす方法を紹介します。
私は自動車整備士2級の資格を取得し、
日産のディーラーで整備士として働いていました。
この記事では、プロが実際にやっている、
カーフィルムを綺麗かつ簡単に剥がす方法を紹介します。
温めて、ゆっくり剥がす(古くなったカーフィルムの剝がし方)
結論を最初に言うと、
カーフィルムの剝がし方は
温めて、ゆっくり剥がす
ただこれだけです(^^♪
ドライヤーを使って、
張り付いているカーフィルムを温めることで
接着面が剝がれやすくなります。
また、カーフィルムは引くのではなく
持ち上げるように剥がしていくのがポイントです。

カーフィルムは「引く」のではなく「持ち上げる」
準備する物(古くなったカーフィルムの剝がし方)

【準備する物】
・ドライヤー
・コードリール(ドライヤーの電源をとる為)
・中性洗剤
・スクレーパー(プラスチックの定規)
中性洗剤とスクレーパーは、
カーフィルムが綺麗に剝がれなかった部分を
除去する為に使います。
今回、私はちょうどいいスクレーパーを持っていなかったので
子供の筆箱からプラスチックの定規を拝借して代用しました(;´∀`)
中性洗剤は、食器洗い用の洗剤を水で薄めた物でOK。
作業開始(古くなったカーフィルムの剝がし方)
道具もそろったので作業開始です。
【失敗例】

カーフィルムを温めないで引っ張ると
このように透明のカーフィルムだけが剥がれて
スモーク部分がガラスに残ってしまいます。
このようになったスモークを剥がすのが大変なのです…。
だから、しっかりと温めてゆっくり剥がしていくこと!
結果的にそのほうが作業が早く終わります。
ドライヤーで温める

まずは、焦らずにドライヤーでカーフィルムを温める。
ゆっくり持ち上げるように剥がす

ゆっくり持ち上げるように剥がす。
残ったスモーク部分を除去する

こんな感じでスモークが残ったら、
中性洗剤を吹きかけて、スクレーパーで削り取ります。


スクレーパー(定規)で地道に
カリカリ除去していきます。
根気のいる作業ですので、
なるべくスモーク部分を残さないように剥がしたいですね。
完成
【下段】

【中断】

【上段】

まとめ(古くなったカーフィルムの剝がし方)

今回、リヤのカーフィルムを剝がすのに
かかった時間は40分でした。
『温めて、ゆっくり剥がす』
これをしっかり守って、スモーク部分を残さずに剥がすことができれば
カーフィルムを剥がす作業は
短時間で終わらせることができます。
私は今回、少し焦ってカーフィルムを引っ張ってしまったので
スモーク部分の残りが出てしまい、時間がかかってしまいました(;’∀’)
この方法で作業すれば、
カーフィルムを簡単に綺麗に剥がすことができますので
是非参考にしてくださいね(^^♪