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【徹底比較】車のシートはレザーとファブリックどっちが人気? RAV4・中古購入ガイド


この記事の要点(まとめ)
- レザーは「高級感」「査定で有利(状態が良ければ)」、欠点は「夏暑い/冬冷たい」「メンテが必要」。
- ファブリックは「通気性」「汚れに強さ(使い勝手)」「価格がお手頃」。欠点は「シミや色あせ」。
- 中古RAV4では、リセールを重視するなら状態良好なレザーを狙う。コスパを重視するならファブリック(ベースグレード)も狙い目。
レザー vs ファブリック:詳しい比較
1. 快適性・座り心地
ファブリックは通気性が高く長時間のドライブで蒸れにくいのが特徴。レザーは肌触りが良く高級感があるが、気温差で使用感が変わりやすいです。
2. メンテナンスと耐久性
レザーは定期的なクリームや保湿が必要。放置するとひび割れや色はげが起きると査定でマイナスになります。ファブリックは汚れが染み込みやすいものの、局所クリーニングで復活するケースが多く、子育て世帯に人気です。
3. 見た目・所有感(ブランド性)
レザーは見た目で車全体の価値を引き上げるため、写真や広告での印象が良く、購買意欲に直結します。
4. 査定(リセール)への影響
査定面では「状態が良いレザーはプラス、状態悪いレザーは大きなマイナス」。ファブリックは比較的査定の影響が小さく、安定しています。
5. 使用シーン別のおすすめ
- ファミリー・汚れが心配 → ファブリック
- 見た目重視・上級グレード狙い → レザー
- 中古でコスパ重視 → ファブリック(ベースグレード)/ハイブリッドX 2WDが狙い目
RAV4(中古)での実例:どっちを選ぶべき?
RAV4の中古市場では、ハイブリッドや上級グレード(Adventure、G系)の人気が高く、レザー系オプションが付いている車は見た目・査定ともに有利になりやすいです。一方、ベースグレードのハイブリッドX(特に2WD)は新車時の値段に対して中古で割安になりやすく、シートがファブリックでも「コスパ重視」の買い手に人気があります。
実用的なアドバイス:雪国や山間部なら4WDの需要が高く中古でもリセールが安定します。都市部で2WDを使うなら、ファブリックでも十分満足できるケースが多いです。
シート別・簡単メンテ術(中古購入後)
ファブリック編
- 掃除機で埃を取る(週1回)
- 汚れ部分は中性洗剤+布で叩くように拭く
- 日焼けが気になるならカバーや日よけを活用
レザー編
- 月1回のレザークリーム・保湿を推奨
- 強い汚れは専門クリーニングへ
- 夏はシートクーラーや通気マットを使うと快適性UP
中古で“失敗しない”買い方:チェックリスト
- シートの全体写真とクローズアップ写真を要求する(擦れ・割れ・シミの確認)
- 試乗時に実際に座って蒸れ・滑り・硬さを確認
- サービス履歴(クリーニングやシート交換履歴)を確認
- レザーの場合はヒーター/通気機構の動作をチェック
これらを守れば、素材に関わらず「満足度の高い1台」に出会いやすくなります。
よくある質問(FAQ)
- Q1. レザーは本当に査定でプラスになりますか?
- A1. はい、状態が良い場合はプラス査定になりますが、ひび割れや色あせがあるとマイナスになる可能性があります。
- Q2. ファブリックはニオイが気になりますか?
- A2. においは使用状況次第ですが、定期的な換気と掃除で抑えられます。ペットや喫煙がある場合は注意が必要です。
- Q3. 夏の暑さ対策はどうする?
- A3. レザーならシートカバーやシートベンチレーション、ファブリックなら通気マットが有効です。
結論:あなたに合った選び方を
最終的には「ライフスタイル」と「将来の売却プラン」で決めるのが正解です。見た目と査定重視ならレザー、実用性とコスパ重視ならファブリック。RAV4の中古を狙うなら、ハイブリッドX 2WD(ファブリック)はコスパの良い選択肢、状態良好なレザー装備車は将来的に有利、というバランス感覚がおすすめです。