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部下が動かない本当の理由|自主性を引き出す3つの方法

部下が動かない本当の理由|自主性を引き出す3つの方法

「部下が自分で考えて動かない」
「言われたことしかやらない」マネジメントをしていると、誰もが一度はぶつかる壁です。しかし結論から言うと、自主性が出ない原因は能力ではなく“環境構造”にあります。

今回は、家庭での出来事から気づいた「自主性を引き出す本質」について解説します。


なぜ人は“言われると動かない”のか?

妻がインフルエンザで数日間寝込んだときのことです。

普段は言ってもなかなか動かない子どもたちが、今回は自分から洗い物や洗濯を始めました。

私は気づきました。

人は「管理される」と止まり、「任される」と動く。


自主性が生まれた3つの条件

① 状況が明確だった

やらなければ回らない状況が、全員に見えていました。
目的が共有されると、人は動きやすくなります。

② 任された

細かい指示は出していません。
自然と「自分がやる側」になっていました。

③ 行動を認められた

結果よりも「自分から動いたこと」を評価しました。
これが次の行動につながります。


部下が動かない構造とは?

職場で自主性が育たない最大の原因は、

「やらなくても成立する環境」です。

  • 上司が最後にフォローする
  • 失敗が表に出ない
  • 責任の所在が曖昧

この状態では、当事者意識は生まれません。


自主性を引き出す3つの具体策

1. 作業ではなく「担当」にする

× これやっておいて
○ これはあなたの案件

伝えるのは以下の3つだけ。

  • 目的(なぜやるのか)
  • 期限
  • ゴール基準

やり方まで細かく渡さないことが重要です。

2. 途中で奪わない

修正したくなっても、すぐに答えを言わない。

代わりに質問します。

  • 今どう考えている?
  • 他の選択肢は?
  • リスクは?

思考を奪わないことが成長につながります。

3. 小さく困らせる

致命傷は避ける。
しかし小さな失敗は経験させる。

困る経験が、当事者意識を育てます。


管理と任せるの違い

  • 管理 → 思考停止
  • 放置 → 不安
  • 見守り → 成長

任せるとは、丸投げではありません。

方向性は示し、判断は渡し、最後は見守る。


まとめ|自主性は環境で決まる

部下が動かないのは、能力の問題ではありません。

構造を変えれば、人は変わります。

・目的を共有する
・責任を明確にする
・判断を奪わない

成長してほしいなら、
まずは「任せ方」を変えることから始めてみてください。