自分の為にお金を使ってはダメ!『幸せになれるお金の使い方』
あなたは、稼いだお金を自分の為だけに使ってはいませんか?
20代の頃の私は、どちらかといえばケチな性格だったので、『お金』は自分の為だけに使っていました。
しかし、このお金の使い方では『幸せ』にはなれないのです。
この記事では、私がお金の勉強を進めていく中で学んだ『本当に幸せになるためのお金の使い方』について紹介します。
【他人の為にお金を使うほうが幸せを感じる】(幸せになれるお金の使い方)
結論!
お金は自分より他人の為に使いましょう。
人はお金が稼げるようになった時、
次に何を求めるかといえば
『幸せになること』です。
では、幸せになる為に最も良い方法は?というと
『利他的な使い方をすること』だと心理学的には言われています。
利他的とは、人の為に何かをすることです。
人は、「自分が人の役に立つことができた」と実感できると『幸せな気持ち』になれる生き物です。
つまり、
『他人の幸せに貢献できたと感じることが、実は自分の幸せに繋がっている』のです。
しかも、他人の為にお金を使うと幸福度が増し、
それにより自分のモチベーションが上がります。
その結果、
『好きなこと』『得意なこと』へ取り組む力が湧いてくるという良いサイクルが回りだします。
では、他人にお金を使うといった場合、具体的に『誰に』使うのが一番いいのでしょうか?
【お金を誰に使うのが一番いいのか】(幸せになれるお金の使い方)
結論!
知り合いみんなに使って下さい。
他人の為にお金を使うことは、
あなた自信に幸福感を与えるだけではなく、
『返報性の法則』が働き、まわり回って
周囲の人が『あなたにとっての与えてくれる人』になります。
心理学者アダム・グラントは
他人の為にお金を使える人・与える人を、
『ギバー』と定義して、
社会的に最も成功すると言っています。
アダム・グラントは、
人には『ギバー』『テイカー』『マッチャー』の3タイプがいると分析しました。
【人には『ギバー』『テイカー』『マッチャー』の3タイプがいる】(幸せになれるお金の使い方)
【ギバーとは】
「ギバー」は、相手が何を求めているかに注意を払い、与えることに注力する人たちです。
【テイカーとは】
「テイカー」は、自分が利益を得ることを最優先に考えて行動します。
【マッチャーとは】
「マッチャー」は、与えることと受け取ることのバランスを取ろうとします。
アダム・グラントは、3つのタイプのうち、
仕事面・経済面で大きな成功を手に入れているのは『ギバー』だと言っています。
自分が利益を得ることを最優先にしている「テイカー」よりも、
結果的には「ギバー」のほうが、より大きな利益を得ているのです。
【なぜ、『ギバー』が成功するのか】(幸せになれるお金の使い方)
【テイカー】
「テイカー」は周囲から
『あの人は策略を巡らして、私たちを出し抜こうとしている』
という疑念を持たれてしまい、周りから協力してもらうことができず『成功』が遠のいてしまうのです。
【マッチャー】
一方、「マッチャー」の場合は、
人のために使った分は返して貰おうと考えるため、
常に
『この人は使った分を返してくれるだろうか』
と計算してしまい、行動が遅くなります。
その結果チャンスを逃し、常に後手に回ることになります。
【ギバー】
それに比べて「ギバー」は、
相手に与えることを最優先に考えるので、
『返報性の法則』において
常に先手を打つことができます。
また、お金を使う時には、
先方が求めている物をきちんと考えたうえで与えるので、相手からも深く感謝されます。
その結果、仕事でもプライベートでも、
いろいろな人の協力を得られるため
社会的な成功を得やすくなるわけです。
【最後に】(幸せになれるお金の使い方)
あなたが『本当に幸せになりたい』のであれば
『ギバー』のようなお金の使い方をして下さい。
もともと『ギバー』の性質ではない人だと
自分を変えることは難しいと思うかもしれませんが、
日頃から常に意識し続けていれば、少しずつ変わっていけます。
私もまだまだ修行中の身ですので、一緒に幸せに向かって成長していきましょう。