【自分を整えるよう方法】精神的コスパを上げて幸せになる実践術
~『自分を整える』(永松茂久 著)をヒントに~
はじめに:なぜ「自分を整える」ことが大切なのか?
「なんだか毎日モヤモヤする」「他人の目が気になって、自分らしく生きられない」
そんな風に感じている人にこそ読んでほしいのが、永松茂久さんの著書『自分を整える 手放して幸せになる40のこと』(きずな出版)です。
本記事では、この本のエッセンスをもとに、日常の中で「自分を整える」ために意識すべきこと、そしてその実践法をわかりやすくご紹介します。
幸せの条件は「精神的コスパ」の良さにあり
精神的コスパが高い状態とは、「気分が上がる選択をすること」。
そのためには、何かを選ぶときに以下の3つを自問するだけでOKです。
- ① 自分がやりたいと思えるか?
- ② 自分が楽しいと思えるか?
- ③ 自分にとってメリットがあるか?
この3つすべてに「YES」と答えられるなら、迷わず進んでOK。
逆に1つでも「NO」があるなら、無理せずやめる選択もアリです。
「気分が上がること」をするのはわがままではなく、義務である
自分の気分を優先することに、罪悪感を抱いていませんか?
でも実は、それは自分にも周りにも良い影響を与える義務なのです。
- あなたがご機嫌でいると、家族が安心します
- あなたが笑顔でいると、職場の雰囲気も良くなります
- あなたが幸せでいることで、周りの人も幸せになります
つまり、「自分の機嫌を自分で取る」ことは社会貢献でもあるということ。
「○○すべき」に縛られる人生からの脱却
たとえばこんな思考、身に覚えはありませんか?
- 「忙しいのに有給なんて取れない」
- 「子どもの行事は絶対に自分が行かなきゃ」
- 「飲み会を断るなんて無理」
こうした思考は、「○○すべき」という思い込みが心を縛っている状態です。
永松さんはこれに対し、「あえて“当たり前”を外す行動をしてみよう」と提案します。
自分の思考に気づくことが、整える第一歩
周囲の反応ばかり気にしていると、人生の脇役になってしまいます。
「どう見られるか」よりも「自分はどう生きたいか」を選ぶことで、人生はもっと自由になります。
「欲しいものは今、手に入れる」という発想
「頑張ったらご褒美で買おう」「今は我慢」
そんな考え方に、ある社長はこう言いました。
「お金で時間を買いなさい。命=時間だよ。気分が上がるなら、先に手に入れた方が、むしろ人生のコスパがいい。」
手に入れてから、自分を整える
- 欲しいものを手に入れる
- 気分が上がる
- 自信が出る
- もっと行動できる
という好循環が生まれます。
永松さんも、「自分を満たした状態でこそ、次の一歩を踏み出せる」と本書で語っています。
まとめ:整った自分が、人生を変える
本記事のポイントを振り返ります。
- 判断に迷ったら「やりたい?楽しい?メリットある?」を自問
- 気分が上がる選択は、わがままではなく義務
- 「○○すべき」を手放すと心が軽くなる
- 欲しいものは“今”手に入れることで、自分が整う
自分の気分を大切にすることが、周囲にも良い影響を与え、結果として人生の満足度を上げていきます。
そんな考え方を、『自分を整える 手放して幸せになる40のこと』(永松茂久 著)から学びました。
参考文献
- 『自分を整える 手放して幸せになる40のこと』
著:永松茂久|出版社:きずな出版(2024)