仕事で結果が出せる３つのルール『はじめの一歩を踏み出そう』要約まとめ

仕事で結果が出せる３つのルール『はじめの一歩を踏み出そう』要約まとめ

こんな疑問に答えます。

 

この記事では

『はじめの一歩を踏み出そう』という本を参考に、

仕事で結果を出す為の3つのルールを紹介します。

 

『はじめの一歩を踏み出そう』の著者であるマイケルさんは

スモールビジネス専門の

コンサルティング会社を立ち上げた人で

20年間で2万5000社を見てきた

プロ中のプロです。

 

『はじめの一歩を踏み出そう』は、

中小企業が停滞してしまって

事業発展しない理由が一発で分かる本です。

 

この記事では、

仕事で結果を出すための基本ルールを

厳選して3つ紹介していきます。

 

これはかなり実践的な内容で、

あなたの仕事にもすぐに応用できると思います。

 

またこれから副業を含めた起業を考えている人や

今の会社の業績が上がらなくて悩んでいる人にとっては

目から鱗な内容になっているのでぜひ参考にしてみてください。

 

【結論】

この３つです。

 

それでは、詳しく内容を紹介していきます。

 

【1.イノベーション】（『はじめの一歩を踏み出そう』要約まとめ）

1つ目は『イノベーション』です。

 

よく間違えやすいのは

『イノベーション』と『創造』を

混同してしまうことです。

 

この考え方は間違いです。

 

 

マクドナルドを創業した

レイクロックさんのエピソードを紹介します。

 

レイクロックさんは、

立ち寄ったハンバーガー屋さんの

仕組みに感動します。

 

それが、マクドナルド兄弟がやっていたハンバーガー屋さんでした。

と気が付きました。

 

でもそれだけで終わっていたら

ただの『創造』です。

 

しかしここから、レイクロックさんは

マクドナルド兄弟と契約をして

このお店のフランチャイズ展開を実行します。

 

・60秒以内にハンバーガーを提供するシステム。

・ポテトをカリッと揚げる技術。

これらを全てマニュアル化して

フランチャイズ展開をすることで

たった1店舗から始まったお店を

年間1兆ドルを超える企業にまで

成長させることに成功したのです。

 

これがもし、

単純にハンバーガーを売ることだけを考えていたら、

アメリカで数店舗出店している

ただのハンバーガー屋さんで終わっており

イノベーションが起きる事はなかったでしょう。

 

このように考えると

このイノベーションはものすごいことだと分かります。

 

ただ、このイノベーションは

そんなに大それた事だけではなく

私たちの日々の仕事にも

充分に『イノベーション』を起こせる

チャンスはあるのです。

 

【具体例】

例えば、

店頭で商品を販売している店員の場合は、

多くのスタッフが

こうやって聞きますよね。

 

するとお客さんも返答が決まったものになり、

こうやって断る選択肢がありますよね。

 

ここがまさに『イノベーション』のチャンスなのです。

 

実はこの声のかけ方ひとつで

売り上げを増やすチャンスがあるのです。

 

いつも通り声をかけるのではなく

例えばこのように『声かけ』を変えてみるのです。

すると、

『はい』か『いいえ』で返事が返ってきますよね。

 

答えがもし『はい』なら、

このように言うことができます。

 

答えが『いいえ』であっても、

このように言えるのです。

そう思いますよね。

 

でも実際、

このように『声かけ』を変えただけで

売り上げがなんと

10%〜16%も伸びたのです。

 

普段の言葉をほんの少し変えるだけで

10%以上も売り上げが上がるとしたら

それはもう立派なイノベーションです。

 

あなたは普段の仕事をいつも通り、

当たり前のようにやっていませんか?

 

あなたの今の仕事でも

『イノベーション』を起こすことが確実にできます。

 

なぜなら、

声かけ1つだってイノベーションなのですから。

 

 

まずは身近なことからでいいので

明日の仕事からぜひやってみましょう。

【2.数値化】（『はじめの一歩を踏み出そう』要約まとめ）

2つ目は『数値化』です。

 

ここまでで説明してきたように、

『イノベーション』は企業にとって重要ですが

その前に『数値化』をしておく必要があります。

 

その理由としては、

例えば、先程の例でいうと

10%以上売り上げが上がったかどうか判断するためには、

イノベーションを起こす前の

『売り上げの数値』が必要になりますよね。

 

中小企業でよくあるのが、数値化をおろそかにして

このように肌感覚で

判断してしまっていることです。

 

先程の『声かけ』の例で言うと、

数値化とは

 

これらの数値が全て分かって

初めてイノベーションの効果が分かるのです。

 

どの企業も『数値化』が大事なのは

頭では分かっているのにやっていないのです。

 

でもこれがもし

『声かけ』だけで売り上げが10%上がると

数値で知っていたら絶対にやりますよね。

 

あなたの仕事にも、やるべき『数値化』がたくさん見つかるはずです。

 

あなたの会社がもし『数値化』をしていなければ

漠然と

このように『数値』で分析することができず、

会社の状況は絶対に把握できません。

 

把握ができなければ

会社の問題点も見えてきませんから、

イノベーションを起こすことができず

その企業は必ず停滞して

最終的に倒産してしまいます。

 

そうならないためにも必ず

あらゆることを『数値化』するようにしましょう。

【3.マニュアル化】（『はじめの一歩を踏み出そう』要約まとめ）

3つ目は『マニュアル化』です。

 

数値化してイノベーションが起こせたら

次はマニュアル化です。

 

しかしマニュアルにもデメリットがあります。

それは、

『お客さんが飽きてしまう』ことです。

 

先程の『声かけ』の例でも、

これを何度もやっていたら

このようになってしまいます。

 

だからこそお客さんのニーズに合わせて

イノベーションを起こし続けていかなければなりません。

 

ここが1番重要なのですが、

イノベーションで効果があったことを

また新しく『マニュアル化』するのです。

 

ただでさえ今の日本は不況で

普通に会社をやっていたら

どんどん潰れていってしまうことが予想されます。

 

歴史から見ても、

いつまでも同じことをやり続け、

過去の成功にしがみついている

企業から倒産していくのです。

 

そうならない為にも、

あなたができることを

何か1つでも新しくやってみましょう。

【まとめ】（『はじめの一歩を踏み出そう』要約まとめ）

仕事で成果を上げる為の3つのルール

 

これでこの本についての説明は以上です。

 

今回は『仕事で結果を出す為の基本ルール』に

焦点を絞って紹介しました。

 

この本には、たくさん紹介したい内容が書かれています。

 

例えばこの本の序盤に書かれている

社長には『起業家』『マネージャー』『職員』という

3種類の人がいると言う話も

とても面白かったです。

 

興味がある人は是非手に取って読んでみて下さい。