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偉人の失敗から学べる一冊【『失敗図鑑』すごい人ほどダメだった!】要約まとめ

失敗図鑑要約まとめ

偉人の失敗から学べる一冊【『失敗図鑑』すごい人ほどダメだった!】要約まとめ

『失敗図鑑』ってどんな本なんだろ?

 

こんな疑問に答えます。


大野正人さんの著書

【『失敗図鑑』すごい人ほどダメだった!】

について紹介していきます。

 

偉人達の失敗をユーモアを交えながら書かれていて読みやすい

子供向けの本ですが、大人が読んでも非常に勉強になります。

お子さんと一緒に読むのもおすすめな一冊です。

 

いろいろな功績を収めてきた成功者たちも、みんな失敗を経験し、

そこから、新たなアイディアやチャンスを生み出して成功に繋げています。

 

【失敗への向き合い方】『失敗図鑑』要約まとめ

どんな人もできるだけ『失敗』はしたくないですよね?

だから失敗しない方法をみんな知りたがります。

 

ただ悲しいことに現実は、

新しいことに挑戦すればするほど失敗は増えるものです。

 

例えば、

野球で言えば打席に立てばヒットを打ってます。

でも立てば立つほど空振りやアウトなど

失敗の数も必ず増えていきます。

 

だからある意味、打席に立たなければ失敗することはありません。

 

つまり、

あなたが何も新しいことに挑戦しなければ失敗しなくて済みます。

でも、それでは何も成長できません。

失敗したくないから

何も挑戦しないほうがいい…。

こんな考え方になってはいけません。

 

そうならない為に『失敗図鑑』から3人の例を使って

偉人だって失敗して、そこから学んで成功している

ということを紹介していきます。

 

【二宮金次郎】『失敗図鑑』要約まとめ

最近は見かけなくなりましたが、

よく小学校に二宮金次郎の像がありましたよね。

 

この二宮金次郎は、農家の生まれで貧乏でしたがとても勉強熱心でした。

 

子供の頃、食事の時に使う薪を取るために

山に行く時も勉強をしていたのが有名で

あの像が建てられました。

 

二宮金次郎は、農村家として有名で

農作物が取れない状況を復興するために

知識と知恵を使いたくさんの困っている人を助けました。

 

その特徴として、『人の力をどう生かすか』

ということを誰よりも考えています。

 

例えば農作物が取れなくて困っている農民のやる気を出させるために

・農民が国に払う税金を少なくする。

・農民一人ひとりの良さを生かした仕事のやり方を提案。

・結果を残した人には賞金を出してモチベーションを維持。

など、知識と知恵を使い

農村復興のために力を尽くしたのが二宮金次郎です。

 

そんな二宮金次郎も大きな失敗をしています。

どんな失敗かというと、

最初に復興に取り組んだ村で全てを投げ出して逃げ出しました。

 

復興するまで税金を安くしようと唱えていた二宮金次郎は、農家出身です。

すると、

もともと農民のくせに偉そうに!

税金を安くしたら得するのは農民だけじゃないか!

という武士の反発がすごかったそうです。

 

農作物が増えれば、税金を安くしても国の財政が潤うということを計算していた

二宮金次郎でしたが、どうしても理解してもらえませんでした。

 

そしてとうとう二宮金次郎は村から逃亡したそうです。

逃亡してからは、温泉旅行に行ったりしたのですが、

なかなか心の傷は癒えませんでした。

 

最終的に心の傷を癒したのは『21日間の断食』でした。

21日間何も食べず、自分と向き合い続けた二宮金次郎は、

世の中には絶対の『悪人』も『善人』もいない。

それは自分の心が作り出していて、

自分の心が悪と思ってしまえば

相手も同じように自分のことを嫌いになる。

ということに気づきます。

 

ここから金次郎は再び農村復興に取り組み

歴史に名を残すほど有名になりました。

 

このエピソードで重要なことは、

『失敗したら逃げればいい』ということです。

本当に自分の力ではどうしようもないと感じた時は、

逃げるのもありなのです。

 

【具体例】

最近では、新型コロナウィルスの影響で

多くの飲食店やサービス業の経営者は本当に苦しい状態だと聞きます。

そんな中、ビジネススキルが高い人ほど

すんなりお店を畳んでいるそうです。

 

その理由は、

これが1ヵ月や2ヶ月なら確かに問題は無いのですが、

半年、1年、2年だと、話が変わってくるからです。

 

この状態では、もう違うビジネスモデルを作って、

最初から作り直さないとダメだと判断し、ここで言う二宮金次郎のように

すんなり逃げ出している人が多いのです。

 

逃げるのは恥でも何でもありません。

自分ではどうしても乗り越えられない困難が来たら、

逃げ出すことがあってもいいのです。

 

重要なのは、『逃げ出した後に何をするか?』ということです。

ぜひ覚えておいてください。

 

【夏目漱石】『失敗図鑑』要約まとめ

夏目漱石は有名な小説家です。

・『吾輩は猫である』

・『坊ちゃん』

・『こころ』

など、1度くらい読んだことがあるかもしれません。

 

そんな夏目漱石の失敗は、『海外留学』でした。

もともと英語の先生だった夏目漱石は

国からの提案でイギリスで英語を学ぶ留学に行きます。

 

しかしロンドンで夏目漱石は大きなストレスを感じます。

ストレスの内容は、

・ロンドンの人々と比べて、自分は背が低く顔立ちも汚いという劣等感。

・国からのお金が少なすぎて貧しい。

・自分の英語が全く通用しない。

などです。

 

これらが原因で夏目漱石はロンドンで、

なんと『引きこもり』になってしまいます。

結局何もしないまま日本に帰り、

留学は『大失敗』になりました。

 

でもその帰国後に転機が訪れます。

 

友人から、

小説を書いてみたら

心の辛さが和らぐのではないか?

という提案をされました。

 

こうして留学で挫折をして、

何気なく書き始めた小説が

『吾輩は猫である』だったのです。

 

夏目漱石はもともと人の心について考える人でした。

その考えている状態を、小説という形で表現することが、

いかに重要かを小説を書くことで初めて理解できたそうです。

 

あなたの中にもこういった

『挫折経験』や『失敗経験』があると思います。

そんな時は、何か新しいことを始めてみてそのストレスを発散してみましょう。

 

もしかしたら夏目漱石みたいに、

自分に本当に向いているのが何なのか分かるかもしれません。

 

ぜひやってみてください。

 

【ベートーヴェン】『失敗図鑑』要約まとめ

有名な曲だと『運命』ですよね。

この曲は、200年以上も前に作られたのに

いまだに全世界で知られているすごい曲です。

 

他にも『田園』や『月光』など、

一度聞けばみんなが知っている有名な曲がたくさんあります。

 

しかしそんなベートーヴェンも、大きな失敗をしています。

それは、『人に助けを求めることができなかった』ことです。

 

実はベートーヴェンは、

20代の頃から耳が聞こえにくくなっていました。

しかし7歳の頃から演奏家として活躍し、

作曲家としても有名だったベートーヴェンは、

それを周囲の人に言えませんでした。

誰かに話したら自分はもう終わりだ。

周りからかわいそうだと思われる。

そう思い、周囲の人に言えなかったそうです。

 

そしてベートーヴェンは、

耳が聞こえにくいということを隠すために

なるべく人と会わない暮らしを続けます。

 

その結果、

『世間嫌い』『人嫌い』

と思われるようになってしまいました。

 

このことで悩んだベートーヴェンは、

大きな孤独を感じ、

自分の命を終わらせることも考えながら

生きるようになったそうです。

 

ここまでは確かに大失敗ですよね。

でもベートーヴェンは、孤独になることで見つけたことがありました。

それが音楽です。

 

例えば、

暗い場所にいると、わずかな『光』でも明るく感じます。

それと同じように、

『心』も暗くなればなるほど、

そこにひとすじの光が差し込むと

それを見つけやすくなります。

 

孤独と絶望があったからこそ、

これまで以上に作曲に打ち込むようになり、

その結果、

何百年たっても色あせない名曲の数々を生み出すことに成功しました。

 

あなたも、もしかしたら今やりたいことや、

夢がなくて困っているかもしれません。

 

そんな時は、ベートーヴェンを見習って

あえて孤独になってみるのもいいかもしれません。

 

自分と向き合うと言う意味では、

孤独なことは、チャンスな環境であるといえます。

 

今は本当に世界が大きく変化していて、

この変化に対応して変わっていかなければ生き残れない時代です。

 

ぜひこの機会に、

『あなたが本当にやりたい事は何か?』

を考えてみるのもいいのではないでしょうか。

 

【まとめ】『失敗図鑑』要約まとめ

1.【二宮金次郎】

『逃げ出した』ことが失敗

しかし大事な事は、『逃げ出した後に何をするか』である。

2.【夏目漱石】

留学先で『引きこもり』になってしまい大失敗

しかしその挫折は、新しいことに挑戦するきっかけになった。

3.【ベートーヴェン】

人に『助けを求めることができない』という失敗

しかしそれによって、

深い孤独を感じたからこそ何百年も残るような名曲を作ることができた。

 

これでこの本についての紹介は以上ですが、

他にも、

・『ピカソ』

・『ライト兄弟』

・『スティーブ・ジョブズ』

など、多くの成功者たちの失敗が書かれています。

 

成功者たちはみんな失敗を経験し、

そこから新たなアイディアやチャンスを生み出して成功に繋げています。

まずは失敗について学んでみるのもいいと思います。

 

偉人達の失敗をユーモアを交えながら書かれている

子供向けの本ですが、大人が読んでも非常に勉強になります。

お子さんと一緒に読むのもおすすめです。

ぜひこの本を手に取って、読んでみて下さい(^^♪

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