改善案・問題対策案が生まれる10の視点
改善案・問題対策案をだすときに
できるだけたくさんのアイデアを洗い出し
最も良いアイデアを採用したいですよね。
そんなときは今から挙げる
10の視点から発想すると素晴らしい
アイデアがひらめくことがありますので
是非参考にしてみて下さい。
①転用
他に使い道はないか。
ほかの部署や工程に持っていったら使うことができないか
と発想する。
例えば
ある部署で成功したノウハウを違う部署で使う。
②借用
似たものの着想を借用できないか。
応用できそうなビジネスモデルや
過去の同じような課題を解決した例から発想する。
専門家や業界に詳しい人、
自分とは異なる専門分野の知識・経験をもつ人の
話を聞くことも大切。
③変更
一部を変えてみたらどうか。
例えば色や音、形、温度、設備、人の動き、役割、ネーミング
などを変えてみる。
④拡大
大きくしたり、長くしてみたらどうか。
作業スペースや治具を大きくしたり、
ベルトコンベアを長くしたりする。
時間を長くしたり、頻度を増やしたりするのも拡大の手法の一つ。
⑤縮小
小さくしたり、短くしてみたらどうか。
作業スペースや箱を小さくしてみたらどうか。
歩行距離や時間を短くしたり、頻度を少なくしたりする。
また、会議や書類をなくすのもアイデアの一つ。
⑥代用
一部や全部をほかの人やものなどで代用するとどうなるか。
例えば、ほかの製品や部品で代用したり、
内製から外部委託に替えるイメージ。
⑦入れ替え
レイアウトや人の配置を変えたらどうか。
違う作業に入れ替えたらどうなるか。
工程や作業の順番を入れ替えることで解決することもある。
⑧逆用
ものを上下左右、反対にしてみたらどうか。
作業者と監督者の役割を逆にしたらどうか。
工程や作業を逆にしてみる。
⑨結合
組み合わせてみたらどうか。
携帯電話とカメラなどは結合の代表例。
組織や人を組み合わせてみたり、複数の人のアイデアを組み合わせたりする。
会議や役割を一つにするのも考え方のひとつ。
⑩削除
その作業をやめてしまったらどうか。
仕事のプロセスや人の数を減らす。
以上、10の視点を使ってたくさんのアイデアを洗い出しましょう。
そして、
対策を決めたら
すぐに実行することを心掛けてください。
すぐに実行することで
対策に対する
フィードバックをすぐに得ることができ、
もし、期待している結果が出なかったときに
次の対策を考え、
更なる改善に繋がっていきます。
それをスピード感をもって行うことで、
最短の時間で
結果を出すことができるようになります。