【自宅で集中できない人必見】自宅で集中できない原因と対処法3選
家で作業をしたり、仕事をすることが増えたんだけど
家だとなかなか集中できない…
自宅で集中するコツってあるのかな?
こんな疑問に答えます。
コロナウイルスの影響で、会社や学校に行けなくなり
自宅で仕事や勉強をしなければいけなくなりました。
いざ自宅で仕事や勉強をしてみると、
すぐに集中力が途切れてしまい
困っている人が多いと思います。
家の子供達も5分程度で集中力が切れます…
そこで、今回は『自宅で集中できない原因と対処法3選』を紹介します。
これをすることで、自宅でも集中力を上げ、普段通りのパフォーマンスを発揮する
ことができるようになります。
では、まず最初に3つの理由を教えます。
1. 誘惑が多い
2. 時間の制限がない
3. ルーティーンがなくなる
それでは1つずつ詳しく紹介していきます。
1.【誘惑が多い】(自宅で集中できない原因と対処法3選)
自宅にはさまざまな物が置いてありますよね。
しかも、それはあなたの物ですから、いつどのように使おうが自由です。
実は、この状況があなたの集中力を乱しています。
例えば、
『食べたい物が目の前に置いてある』
『読みたいマンガが机の上にある』
このような誘惑にさらされた時に、人間はどれくらいの確立で誘惑に勝てると
思いますか?
我慢できる確立は約50%くらいです。
つまり私たちは、コインを投げて決めるのと同じくらいの確立でしか
誘惑に勝つことができないのです。
だから、誘惑に立ち向かおうとすること自体が間違っているのです。
重要なのは誘惑を視界から取り除くことです。
1.【対策方法】(自宅で集中できない原因と対処法3選)
処分してしまうのが最も良い方法ですが、なかなかそうもいかない時は、
ダンボールに入れてガムテープで蓋をしてしまうとか、
倉庫がある人は、倉庫に入れてしまうとかでもいいです。
とにかく視界から取り除きましょう。
また、スマホを触ることが我慢できずに集中力が途切れてしまう人に
すごくおすすめのグッズがあります。
それは、『タイムロッキングコンテナ』です。
箱にスマホを入れてボタンを押すと一定の時間、スマホを取り出せなくなります。
つまりタイマーの時間が経過しないと開けられない箱です。
パスワードではなく、時間が経過しないと壊さないかぎり絶対に取り出せないので
かなり強力です。
また応用して、ゲームをやめられない子供にも使えます。
ゲームのコントローラーや、電源コードを入れてしまえば強制的にゲームを
することができなくなります。かなり使えます ( ´艸`)ムププ
あと、マンガなどが視界に入って落ち着かない人は、大きめの布やシーツを
本棚に被せてしまい見えないようにする方法もおすすめです。
『視界から消すことに大きな効果がある』ということが研究で分かっていますので、
誘惑してくる物は視界から全て消すようにすることが、集中するポイントです。
ぜひ『視界から消す』ということをやってみましょう。
2.【時間の制限がない】(自宅で集中できない原因と対処法3選)
あなたが、集中することができずに時間を上手く使えなくなる原因は、
時間が無限にあるように感じた時です。
例えば、出掛けるまで『後20分しかない』という時は、
20分で準備できますよね?
でも、出掛けるまで『後2時間ある』ときは、
2時間かけて準備をしてしまった経験があると思います。
この現象から分かるように、
人間はたくさんあると思っているリソースは
ムダに使ってしまいがちなのです。
だから家にいると、『仕事の始まり』と『仕事の終わり』の区切りが
無くなってしまうので、リソースが無限にあるように感じてしまうのです。
リソースが無限にあるように感じると、
いざとなったら睡眠時間を削ればいいや…
などの考え方をしてしまいます。
これは、残業する人のほうが仕事ができない理論と全く同じです。
2.【対策方法】(自宅で集中できない原因と対処法3選)
一日のスケジュールの中に、仕事や勉強などの
『作業をしていい時間』を割り当てて下さい。
割り当て方は、『1時間でこの作業をやる』という計画だと先延ばししてしまうので、
仕事をしていいのは『何時~何時までの間だけ』とか、
勉強していいのは『午前中だけ』などと決めてしまいます。
そして、決めた時間を、どんなに作業が進まなくても必ず守って下さい。
すると、
後回しにすると出来なくなっちゃうから
今やらないと!
という感覚になってきます。
あとオススメの方法は、「友達と遊ぶ予定」や「外食に行く時間」など、
仕事ではないプライベートの予定を先に入れてしまいましょう。
そうすると、1日のスケジュールがズラせなくなるので、時間が強制的に制限され
『自分で効率をしっかり考えて行動しないといけない』
という状況を作りだすことができます。
このようにして、無限にあると感じるリソースを
ムダに使わないように工夫しましょう。
ある研究結果では、
リソースが少ない人のほうが、『1時間あたりにできる作業量が多い』
ことが分かっています。
これは、当然ですよね。
使える時間が少ないのだから、時間をムダしないように効率良く時間を使います。
ぜひ、自分なりにリソースを制限してみましょう。
3.【ルーティーンがなくなる】(自宅で集中できない原因と対処法3選)
人間に大事なのは、
『プライベートモード→仕事モード』あるいは
『リラックスモード→集中モード』に
切り替わる時にどんな作業をしているのかが大事なんです。
これは、【プレパフォーマンスルーティーン】と言うのですが、
『何か行動をする前に、自分がやっている行動』
これが変わってしまったり、無くなってしまうと
急に私たちはスイッチが入らなくなってしまうのです。
今まで、会社に行って仕事をしていた人や、学校に行って勉強をしていた人は、
実は気がつかないうちに、
『通勤・通学時間』や『会社に行ってタイムカードを打刻する』など、その一連の
流れがルーティーンになっていて、それが切り替えのきっかけになっていたのです。
自宅で作業をするようになって、なかなか集中できない人は、
プレパフォーマンスルーティーンが無くなってしまったことが原因で、
パフォーマンスが落ちているのです。
3.【対策方法】(自宅で集中できない原因と対処法3選)
新たに、プレパフォーマンスルーティーン(切り替える行動)を決めましょう。
行動は何でもいいのですが、
スイッチをON・OFFする時以外ではやらない行動にするのがポイントです。
時間をあまりかけずに、3分~5分でできる、
『スイッチをONにする行動』と『スイッチをOFFにする行動』を決めましょう。
それがあなたの、スイッチを切り替えるルーティーンの行動になります。
仕事ができる人は全員スイッチを切り替えるルーティーンを持っているという
研究結果もあります。
・集中力の向上
・生産性の向上
・目標達成する確立が高くなる
集中する方法を普通に考えようとすると、
仕事や勉強をしている最中の行動に目を向けてしまいますが、
大事なのはそれをする前にどうやってスイッチを入れるかなんですね。
ぜひ、自分なりのルーティーンを決めて、高いパフォーマンスを発揮して下さい。
【まとめ】(自宅で集中できない原因と対処法3選)
この記事では、自宅で集中するための3つの方法を紹介しました。
1. 誘惑が多い → とにかく視界から取り除く
2. 時間の制限がない → 『作業をしていい時間』を決める
3. ルーティーンがなくなる → 新たに、プレパフォーマンスルーティーン(切り替える行動)を決める
現在、仕事や勉強を普段と違う環境でやらなければいけない事で、
普段通りのパフォーマンスが発揮できないと感じている人も多いと思います。
しかし今後は、技術の進歩と共に常識も変化し、
自宅でさまざまな事をしないといけない時代になっていくかもしれません。
そうなった時、今回紹介した方法がきっと役にたつと思います。
ぜひ、今回紹介した方法を実践して、
自宅でも集中力を上げて普段通りのパフォーマンスを発揮できる力を
身につけておきましょう。