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家の建築費は10年でどれくらい上がった?同じ家を建てる場合の金額差を解説
「最近、家の値段が上がっているらしいけど、実際どれくらい?」
10年前と比べて、同じ家を建てる場合の費用はどれくらい違うのでしょうか。今回は、建築費が上がった理由と目安の金額差を分かりやすく解説します。
家の建築費が上がった3つの理由
1. 資材の価格上昇
木材や鉄鋼、アルミ、セメントなどの建材価格がここ10年で大幅に上昇しています。特にウッドショックや円安の影響で、木造住宅のコストは以前より高くなりました。
2. 人件費の上昇
大工や職人の高齢化や人手不足により、施工費や人件費も2〜3割上昇しています。
3. 省エネ・耐震基準の強化
断熱性能や耐震性能の基準が強化され、標準仕様でも費用が増えるようになりました。
10年前との建築費の比較
年度 | 木造2階建て(30坪・約100㎡)の建築費 |
---|---|
2013年 | 約1,500万〜1,800万円 |
2023年 | 約2,000万〜2,400万円 |
💡 目安として、10年前より500万〜600万円(約30%前後)高くなっていると考えて良いでしょう。
まとめ
- 同じ家でも、10年前に比べて5割近く高くなるケースもあります。
- ここ数年で急激に価格が上昇しており、建物部分だけでも大幅な差が出ます。
- 土地代を含めるとさらに差が広がる場合があります。
- 家を建てる計画がある方は、建築費の上昇を前提に予算を考えることが重要です。
※地域や仕様によって価格は変動します。浜松エリアの最新建築費や資材別の値上がり率も参考にするとより具体的に予算を組むことができます。