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『1分で話せ』要約まとめ【プレゼンの極意】思い通りに人を動かせる話術

1分で話せ要約まとめ

『1分で話せ』要約まとめ【プレゼンの極意】思い通りに人を動かせる話術

 

人前で話たり、何かを人にプレゼンするのが苦手…。

どうしたら上手くプレゼンできるようになるのかな?

こんな疑問に答えます。

 

このような悩みをもっている、あなたにおすすめしたいのが

伊藤洋一さんのベストセラー『1分で話せ』です。

 

著者の伊藤洋一さんは、ソフトバンクの孫社長にも認められたプレゼンのプロです。

そんな、プレゼンのプロが使っている

『プレゼンの極意』を、この記事を読んで学んでいきましょう。

 

『1分で話せ』の内容を一言で表すと、

『言葉で人を動かす力を手に入れる方法』です。

 

プレゼンをしてもすぐ飽きられてしまう方や、

人に何か主張してもなかなか伝わらない方、

そして単純に自分の伝える力に自信がない方にお勧めです。

 

この記事を読むことで、

あなたの『伝える力を10倍にする』3つの方法を知ることができます。

 

それでは、詳しく紹介していきます。

 

【重要】人は他人の話を聞いていない(『1分で話せ』要約まとめ)

まず本題に入る前に、とても重要な前提が1つあります。

それは、人は他人の話の80%は聞いていないことです。

これはデータがどうのと言うより、皆さんの肌感として分かると思います。

 

例えば、会議に参加している自分を想像してみてください。

 

自分の意見を聞かれる場合はまだしも、

普通の会議では、『ぼーっ』として、違うことを考えていた。

なんて経験がありますよね。

『夜ご飯何食べようかなぁ』

『連休はどこに出掛けようかな』

など、あげればキリがありません。

 

しかし自分が発言する番や、プレゼンする番になると、何故か人は、

『自分が伝えたいことを話せば、人は話を聞いてくれる!』

このように誤解してしまいます。

 

その結果、特に工夫することなく、伝わらない話をしてしまい、

自分が思うように人に動いてもらうことができないのです。

 

ですので、自分の話を聞いて欲しいなら、まず

『人間は、他人の話を聞かないという生き物』

だと理解することがとても重要です。

 

その前提の上で、

少しでも相手の頭に残し、相手を動かすためのプレゼンをしなければなりません。

 

ここからは、そんなプレゼンが誰でもできるようになる

『プレゼンの極意を3つ』紹介していきます。

 

【プレゼンの目的=聞き手を動かす事だと意識する】(『1分で話せ』要約まとめ)

『プレゼンの目的=聞き手を動かす事だと意識する』には、

なんとなくプレゼンをするのではなく、

『聞き手をイメージすること』が大切です。

できているつもりでも、意外とできていない人が多いです(゜д゜)

 

ここでのポイントは、

【ポイント】

・『誰に』『何を』『どうしてもらいたいか?』

・聞き手はどんな人で、どういった立場か

・何に興味があるのか

・このプレゼンに何を求めているのか

・専門的な用語は理解できるのか

など、聞き手のイメージを徹底的に作ります。

 

【具体例】(『1分で話せ』要約まとめ)

《自分が通したい企画がある場合》

決定権を持っている人はどんな人で、そもそも1人なのか複数なのか、

数字に強いタイプなのか、それとも面白いことに食いつくタイプなのかを

鮮明に想像します。

 

すると、プレゼンの光景がイメージできて、

聞き手に刺さるプレゼンを作ることができます。

そしてさらに、ここで重要になるのが

『聞き手がどこまでやればいいか』を決めることです。

例えば

『相手の意見がもらえればいいのか』

『相手が賛成してくれればいいのか』

『実際に何かをしてくれなければいけないのか』

など、具体的に相手が何をしなければいけないかを設定します。

 

仮に、先程の企画の例が、他部署の協力が必要な大規模なものだとすると、

上司の意見をもらうだけでは不十分ですよね。

『こういう企画です。』

と伝えるだけではなく、

『この企画は売れます!』

『ただ他部署の協力が必要なので、部長の方からも働きかけてもらえないでしょうか?』

というように、上司にどう動いてもらいたいかを

明確に伝えることが重要です。

 

そしてこのように、

聞き手をイメージしてプレゼンを構築し、

聞き手がどこまでやればいいか伝える。

これが『プレゼンの極意』1つ目のポイントです。

 

【校長先生のように ならないこと】(『1分で話せ』要約まとめ)

『校長先生のようにならないこと』とは

簡単に言うと、

『話は短く簡潔にし、いらない言葉は徹底的に削る』

ということです。

 

例えば、この2つのフレーズどちらが伝わりやすいでしょうか。

【Aパターン】

基本的には、先に述べたように、

すっきり簡単の観点で削ることを念頭に

ブラッシュアップしていきます!

 

【Bパターン】

すっきり簡単に削るべく磨いていきます!

言うまでもなく、圧倒的にわかりやすいのは【Bパターン】ですよね。

 

 

校長先生の話を聞いて

話長ぇ。

簡潔に話せよ…。

と思った事はみんなあると思いますが、

そう言いつつも、いざ自分が話す場になると

簡潔に話せないのが人間です。

 

その1番大きな理由は、

『自分が調べたこと』『考えたこと』『がんばったこと』

を全部伝えたいと思ってしまい、情報を詰め込んでしまうからです。

 

【具体例】(『1分で話せ』要約まとめ)

『A案を推していくべき』と言うシンプルな情報を伝える時も、

多くの人はこのように話してしまいます。

過去2年間分のデータを検証したのですが、

それだけでは足りないと思い、

10年間分の資料を山田さんにもらい調査した結果、

B案のこの側面は良いものの、

A案のこの側面の方が、重要視すべきではないかと判断し

全体としてA案が優れていると感じました。

といように、自分が頑張った話を長々としゃべってしまいます。

報告のたびにこのように喋られたら、大事なことが伝わらないですよね。

 

つまり結論としては、

聞き手は、あなたが頑張ったことなど興味は無く、

求めているのは必要最低限の情報だけ

なのです!

 

このことを念頭に、『もっとすっきり簡単にできないか』と自分に問い続けましょう。

これが『プレゼンの極意』2つ目のポイントです。

 

【3段ピラミッドで話すこと】(『1分で話せ』要約まとめ)

 

どのようにプレゼンを構築するかについて、著者の伊藤さんは

『結論』→『根拠』→『具体例』の3段ピラミッドが最強だと結論づけています。

 

 

例えば、この記事の最初に

【結論】『人は他人の話を基本的に聞いていない』と主張しました。

この主張に対する根拠として、

【根拠】『実際にあなた自身も人の話聞いてないことが多々あるじゃないか』

と訴えかけ、さらにその具体例として

【具体例】会議中に、『夜ご飯何食べようかなぁ』『連休はどこに出掛けようかな』と考えたりしますよね。

と実際にイメージさせることで、主張を補強しました。

 

ちなみに、なぜ【結論】と【根拠】だけではなく【具体例】が大事かと言うと、

具体的にイメージさせることで相手の右脳を刺激することができるからです。

 

『人は話を聞かない』と言う主張をただ左脳にぶつけるより、

確かに僕も、会議中に違うこと考えちゃうよな。

と右脳で想像させたほうが共感も得られ

はるかに伝わりやすいのです。

 

このように、

【結論】と【根拠】で論理的に攻め、

さらに【具体例】で鮮明にイメージさせることで、

伝わりやすさ倍増というのが3段ピラミッドの仕組みです。

 

これが『プレゼンの極意』3つ目のポイントです。

 

【まとめ】(『1分で話せ』要約まとめ)

最後に『プレゼンの極意』3つの方法まとめると、このようになります。

 

【プレゼンの目的が、相手を動かすことだと意識すること】(『1分で話せ』要約まとめ)

なんとなくプレゼンをしている人は、聞き手に全く刺さらないことがほとんどです。

『聞き手はどんな人か?』

『何をどうして欲しいのか?』

『その為にはどう伝えればいいのか?』

を、徹底して考えることが重要です。

『聞き手をイメージしてプレゼンを構築し、聞き手がどこまでやればいいか伝える』

を実践しましょう。

 

【校長先生を反面教師にすること】(『1分で話せ』要約まとめ)

自分が頑張ったことや調べたことを詰め込みたくなる気持ちはわかりますが、

詰めれば詰めるほど分かりにくくなってしまいます。

シンプルに、簡単に、中学生でもわかるようにがキーワードです。

 

【結論・根拠・具体例の3段ピラミッドで話すこと】(『1分で話せ』要約まとめ)

 

このピラミッドを使い、

左脳の論理的な部分だけではなく、右脳のイメージも刺激することで、伝わりやすさが大幅に上がります。

プレゼンや人に伝えることが苦手な方は、

ぜひ『伝える力を10倍にする』3つの方法を実践してみてください(^^♪

 

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