自己啓発

”3分で分かる”【一瞬で印象を操るズルい話し方】要約まとめ

ズルい話し方要約まとめ

”3分で分かる”【一瞬で印象を操るズルい話し方】要約まとめ

 

『一瞬で印象を操るズルい話し方』

の要約まとめが知りたいな。

 

こんな要望に答えます。

 

岸正龍さんの著書、

『一瞬で印象を操るズルい話し方』という本を紹介します。

 

最初に結論を言うと、

『人は自分の行動を自分で決めたい』という性質がある。

そのため他人からの強制や提案に抵抗を感じ、

たとえそれが自分にとってプラスの提案であっても無意識に反発してしまう。

 

このような人の性質を心理学では

『心理的リアクタンス』という。

 

この記事では、

1.心理的リアクタンスとは

2.心理的リアクタンスの『弊害』と『対処法』

という順番で解説していきます。

 

【心理的リアクタンスとは】(『一瞬で印象を操るズルい話し方』要約まとめ)

『リアクタンス』とは日本語で抵抗と言う意味です。

つまり心理的リアクタンスとは

『心理的な抵抗』のことです。

 

この心理的リアクタンスが起こるのは、

自分の選択の自由が制限されるような場面です。

 

例えば、

・親に勉強しなさいと言われると『やりたくなくなる』

・友達にオススメの映画を教えてもらっても『興味がわかない』

このような感じで、

他人に自分の行動を『指示』『強制』『提案』

されるときに人はそれらに対して抵抗を感じます。

 

ではなぜこのような反応が出るのでしょうか?

 

大きな理由は、

人には、『自分のことは自分で決めたい』という性質があるからです。

そのため、他人からの強制や提案に対して

最初は反射的に『抵抗』を感じるようになっています。

 

この心理的リアクタンスには、注目すべき点があります。

それは『無意識に生じる』という点です。

 

つまり、条件反射的に心理的リアクタンスが発動してしまい、

その反応が起こっている事を

『自分では自覚できていない』ということです。

 

この心理的リアクタンスによって、

様々な形でコミニケーションに弊害が生じます。

 

【心理的リアクタンスの『弊害』と『対処法』】(『一瞬で印象を操るズルい話し方』要約まとめ)

心理的リアクタンスによる『弊害』がでる場面は、

1.自分が相手を説得する時

2.自分が相手に説得される時

の2パターンです。

それぞれの『弊害』の内容と『対処法』を説明します。

 

1.【自分が相手を説得する時の『弊害』と『対処法』】

【弊害】

自分が誰かを説得する時に起きる『弊害』は、

無意識に『反発』されてしまうことです。

 

営業マンが、お客様に営業する時もよく起こります。

 

【対処法】

そのような場合の対処法としては、

心理的リアクタンスを起こさせないために

相手に『興味』を持ってもらうことです。

 

例えば、相手に

・好き

・これは為になる

・それってどういうこと?

みたいな感じで

相手に『興味』を持ってもらうことさえできれば、

心理的リアクタンスの発動を回避することができます。

 

自分からの一方的な説明や説得では

上手くいきません。

 

この『興味が湧く』ということによって

相手は『質問をする』という行動をとります。

この流れに持っていければ、

対処法が『成功した』といえます。

 

つまり

相手が『興味』を持ち、

相手から『質問』を引き出せる話し方こそが

『相手を説得できる』話し方なのです。

 

また一言に『興味』とは言っても

いろいろな形の興味があります。

 

例えば、

やる気満々

それって、

めっちゃお得じゃん!

本を聴く?

なにそれ?

などアプローチの仕方は様々あると思います。

 

 

臨機応変に使い分けましょう。

 

2.【自分が相手に説得される時の『弊害』と『対処法』】

【弊害】

自分が相手に説得される時に起きる『弊害』は、

『有益な情報や提案のシャットダウン』につながってしまうことです。

 

【対処法】

そのような場合の対処法としては、

自分の状況を把握して相手の提案の

・メリット

・デメリット

・リスク

・リターン

を分析するという方法が有効です。

 

『状況把握』→『分析』という流れです。

 

まず状況把握というのは、

今、自分は心理的リアクタンス

陥っているのではないか?

という認識を持つということです。

 

繰り返しですが、

本来『心理的リアクタンス』は条件反射的に『無意識』で起こるものです。

 

しかし私たちは、

『心理的リアクタンス』についての知識を既に持っているので、

人に何か提案されたりする際に

あっ!

いま「心理的リアクタンス」が

発動してるかも!?

という視点を持つことができますよね。

 

このように、まずは状況を把握することが

1つ目のステップです。

 

そして次のステップは、

自分の中での『心理的な抵抗』や『嫌悪感』を一旦無視して、

相手の提案を『合理的』に分析します。

 

具体的には相手の提案の

・メリット

・デメリット

・リスク

・リターン

これらを並べてみて分析します。

 

そうすることで、

後悔しない選択が出来る可能性がグッと高まります。

 

【まとめ】(『一瞬で印象を操るズルい話し方』要約まとめ)

【心理的リアクタンスとは】

『人は他人に指示されると、無意識に抵抗を感じて拒否したくなる』

という性質のこと。

人はそもそも

『自分のことは自分で決めたい』という性質がある

このような反応が生じている。

 

【心理的リアクタンスによる弊害は主に2つ】

1.人を説得する時に無意識に反発されてしまう

2.有益な情報や提案のシャットダウンにつながる

 

【心理的リアクタンスの対処法】

 

1.《自分が相手を説得する時》相手に興味や疑問を持たせて、

一方的な会話にならないようにする。

 

2.《自分が相手に説得される時》

自分が相手に説得されるときには

自分の状況をまず把握し相手の提案の

・メリット

・デメリット

・リスク

・リターン

これらを分析するのが有効な方法。

 

『心理的リアクタンス』について解説しましたがいかがでしたか?

 

私の場合、

人からオススメされたものに対して

興味を持つことが少ないので、

『心理的リアクタンス』が働いていたのかもしれません。

 

自分が何かを話すときは、

それが説得とか提案では無いにしても

相手に『興味』や『疑問』を持ってもらえるように

識して話すようにしましょう。

 

この記事では、

『一瞬で印象操るズルい話し方』の中から

『心理的リアクタンス』だけをピックアップして解説してきました。

 

他にも本書では

・相手から質問を引き出すための具体的な話方

・人のバイアスを操る方法、

・イメージマイニングという手法など

コミュニケーションにおいて役立つ心理学のテクニックが分かりやすく解説されています。

今回紹介したのはほんの1部で

まだまだ紹介できていない部分が

たくさんあるのでぜひ読んでみてください。

 

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