自己啓発

「無駄遣い」をやめる方法【無駄遣いをやめる5つの心理学】

無駄遣いやめる方法
Contents
  1. 「無駄遣い」をやめる方法【無駄遣いをやめる5つの心理学】
  2. 【ゴルディロックス効果】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)
  3. 【ゴルディロックス効果の具体例】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)
  4. 【フレーミング効果】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)
  5. 【フレーミング効果の具体例】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)
  6. 【サンクコストバイアス】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)
  7. 【サンクコストバイアスの具体例】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)
  8. 【プロスペクト理論とは】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)
  9. 【プロスペクト理論の具体例】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)
  10. 【クロスセル・アップセルとは】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)
  11. 【クロスセルとは、合わせ買いを勧める販売方法のこと】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)
  12. 【アップセルとは、商品の購入を考えている顧客に対し、よりランクが上の物を勧める販売方法のこと】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)
  13. 【まとめ】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)

「無駄遣い」をやめる方法【無駄遣いをやめる5つの心理学】

また無駄遣いしちゃった…

なんでいつも余分な物を買っちゃうのかな?

無駄遣いをやめる方法ってないのかな?

この記事では、そんな悩みに答えます。

 

この記事で紹介する『5つの心理学』は

全ての人が知識として絶対に知っておくべき心理学です。

あらゆる企業が、心理学を巧みに利用し

少しでも多く商品を売ろうと必死に努力しています。

心理学の知識を持っていない消費者は、まんまとその心理学のテクニックにはまり、無駄遣いをしてしまうのです。

 

『必要な物』を『必要な量』だけ購入できる

判断力を身につけましょう。

 

買った後に、

何でこんな物が、あの時欲しくなってしまったんだろ?

 

と買ってから後悔した経験がある人も多いと思います。

私も何度もあります…

それはなぜか?

実は、売る側の人間は、

商品をあなたに売る為に、心理学を巧みに利用しているのです

 

心理学を利用すれば、いとも簡単に人間を操ることができます。

世の中のお金持ちたちは、その事をよく理解しているので、心理学を上手く活用し、巨万の富を得ているのです。

 

あなたも普段の生活で、気がつかない間に心理学の罠にまんまとハマっているのです。

心理学に騙されない為には、相手の戦略を知っておく必要があるのです。

 

この記事を読むメリット

・心理学の罠の手口を知ることで、騙されないように対策ができる

・心理学の罠に騙されることなく、賢く生活ができる

・人間の心理に惑わされずに、物事を正しく見る目が養われる

・あなたが心理学を利用することで富を得る知識が手に入る

 

【今回紹介する5つの心理学】

① ゴルディロックス効果

② フレーミング効果

③ サンクコストバイアス

④ プロスペクト理論

⑤ クロスセル・アップセル

 

それでは一つずつ詳しく説明していきます。

 

【ゴルディロックス効果】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)

ゴルディロックス効果とは、三段階の選択肢があるときに、人は真ん中の選択肢を選びやすい傾向があるという心理現象です。

人は、無意識に真ん中がちょうどいいと感じる心理があります。

【ゴルディロックス効果の具体例】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)

マクドナルドでは、S、M、Lサイズがあります。

あなたはどれを選びますか?

この場合、ほぼ無意識にMサイズが選ばれることが多いです。

 

この考えは昔から日本でも使われています。

日本では『松、竹、梅』ですよね。

この場合には竹が選ばれやすく、その比率は『松:竹:梅』が『2:5:3』です。

このことから人は、高すぎるもの、安すぎるものを避ける傾向にあることが

分かります。

 

このように、真ん中を無意識に選んでしまう心理をゴルディロックス効果といいます。

だから、もしあなたがゴルディロックス効果を使いたいなら、売りたい商品に3つの価格帯を作り、真ん中に売りたい商品を置くようにするのです。

そうすると自然に売りたい物が一番よく売れる状況をつくることができるのです。

 

【フレーミング効果】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)

フレーミング効果とは、同じ中身のものだとしても『表現の方法』次第で、相手の印象を変えることができる効果です。

これは奥が深い心理効果です。

【フレーミング効果の具体例】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)

【具体例 1】(フレーミング効果)

医者B

【医者A】

あなたは重い病気で死ぬかもしれません。

しかし、手術をすれば助かる可能性があります。

ただし手術に効果があるかは未知数です。

実際にこの手術をしても、10人中7人が半年以内に死亡しています。

あなたはこの手術を受けますか?

という医者の説明と、

 

医者A

【医者B】

あなたは重い病気で死ぬかもしれません。

しかし手術をすれば助かる可能性があります。

ただし手術に効果があるかは未知数です。

実際にこの手術をしたら、10人中3人が半年後も生存しています。

あなたはこの手術を受けますか?

という医者の説明。

この2つの例文は全く同じことを言っているのですが、【医者B】の方が希望を感じ、手術を受ける人の割合が高くなります。

その理由は、生存というポジティブな部分にフォーカスして表現をしているからです。

同じ内容でも表現を変えるだけで人の行動を操ることができてしまうのです。

 

【具体例 2】(フレーミング効果)

なかなか売れない3万円の商品があるとします。

売る為の宣伝文句として

1年間(365日)で割った金額を強調します。

そうすると、

1日あたりなんと82円でこんなに良い品が手に入ります!

このように表現するだけでだいぶ印象が変わりますよね。

このように、ほんの少し表現を変えるだけで売れ行きが変わります。

表現を変えれば行動も変わるのです。

【フレーミング効果の2つのコツ】

1. 逆からスポットライトを当てる

2. ポジティブに表現すること

この手法は仕事でもプライベートでも使えます。

相手に与える印象は大切ですので、紹介した事例のように表現方法を変えて、ポジティブな表現にしてみましょう。

相手の印象を変える事で、相手の行動を操ることができるようになりますよ。

 

【サンクコストバイアス】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)

サンクコストバイアスとは、日本語で訳すと『埋没費用』と呼ばれます。

分かりやすく言うと、もう二度と取り返せない、これまでに費やした資金・時間・労力のことです。

 

つまり、もったいない精神が人間の判断に影響を与えるという心理現象ですね。

 

【サンクコストバイアスの具体例】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)

【具体例 1】(サンクコストバイアス)

【ブラック企業をやめられない心理】

辞めたいけど、半年後にボーナスが出るんだよな。

もったいないから嫌だけどそこまでは働くか…

実際に、このように考えて辞めない人が多いのです。

そしてその後、辞めようと思った時にも、

そういえば有給がまだ残っているな。
もったいないから有給を使いきらないと…

と考えてしまい、辞めるタイミングがつかめないまま、ズルズルと働き続けてしまう状況になるのです。

その結果、経営者は安い労働力を楽にゲットできて得をしているんですね。

【具体例 2】(サンクコストバイアス)

【課金したゲームをやめられない心理】

このゲームもう飽きたなぁ。
でも1万円以上課金したし、もったいないから続けるか…

となるのです。

サンクコストバイアスは、バカが搾取される仕組みになっていると言われています。

これらの事例のように、世間では『負の側面で使われている』ことが多いです。

だから、もったいないと感じた時は危険信号だと覚えておいて下さい。

サンクコストバイアスから抜け出し、自由な人生を送りましょう。

【ビジネスでの応用事例】

①体験させる…塾、ジム、サービスの無料体験

②課金させる…ゲームの課金

③長期プログラム…大学、資格 1回入ると1年程度かかる

④継続すると定期報酬がもらえる…サラリーマンのボーナス

このように、サンクコストバイアスを意識したプログラムを設定すると、割と楽に利益を出すことができてしまうのです。

あななは、騙されないように気をつけましょう。

 

【プロスペクト理論とは】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)

プロスペクト理論とは、

人は利益を得る場面では『確実に手に入れること』を優先し

反対に損失を被る場面では、『最大限に回避すること』を優先する傾向がある。

という行動心理を表した理論です。

簡単に言うと、『人は得をするよりも、損をしたくない思いの方が強い』という理論ですね。

 

【プロスペクト理論の具体例】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)

【具体例 1】(プロスペクト理論)

次のような2つの「くじ」があったとしたら、あなたはどちらを選びますか?

 

A:9000円をもらえる確率が100%のくじ。(10回引くと10回あたり)

 

B:1万円をもらえる確率が90%のくじ。(10回引くと9回あたり)

 

これは、ほとんどの人が「Aのくじ」を選びます。当たり前だと思いますよね。

しかし、期待値はどちらも9万円で同じなのです。

 

このように、

[A:9000円を100%もらえる]クジを10回引くと合計9万円

[B:1万円を90%もらえる]クジを10回引くと合計9万円

となり理論的には差はでないのです。

しかし、人は少し安くても絶対にもらえる方を選択してしまう心理を持っているのです。

 

【具体例 2】(プロスペクト理論)

 

「損をするくじ」を引かなければなりません。あなたはどちらを選びますか?

A:9000円を失う確率が100%のくじ。(必ず9000円を支払う)

 

B:1万円を失う確率が90%のくじ。(10回に1回は1万円を支払わなくていい)

 

こうなると人は、Bを選びます。これも期待値は9000円で同じです。

ここから分かるように、人間は損失を回避したがる傾向にあるのです。

【ビジネスでの応用事例】

①今買わないと損しますよ!という煽り…期間限定セール、個数限定セール

②初回限定トライアルキャンペーン…初回のみ安くするキャンペーン

③全額返金保証…損失を回避することを可能にしている

 

【クロスセル・アップセルとは】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)

クロスセル・アップセルとは、「顧客単価」をアップさせるテクニックです。

【クロスセルとは、合わせ買いを勧める販売方法のこと】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)

ハンバーガーを1つ下さい。

ポテトも一緒にどうですか?ポテトも一緒に買うと単品で買うより80円安いですよ。

と言われると、買ってしまうことがありますよね。

これがクロスセルです。

 

【アップセルとは、商品の購入を考えている顧客に対し、よりランクが上の物を勧める販売方法のこと】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)

 

32インチのテレビが欲しいです。

もうすぐオリンピックもありますので、せっかくならもっと大きな画面で迫力を感じてみませんか?

 

これがアップセルです。

 

商売をするならクロスセル・アップセルを使って顧客単価をあげていきましょう。

 

クロスセル・アップセル共通のポイントは、『お客の財布が開いた瞬間に』売り込むことです。

財布を開いた瞬間が最も商品を買ってもらえる確率が高いのです。

 

【まとめ】(「無駄遣いをやめる方法」5つの心理学)

今回5つの心理テクニックを紹介しました。

5つの心理テクニックを知っていれば騙されないと思いますか?

そんなことないですよね。

 

今回紹介した心理学は、知っていても引っかかるくらい強烈なテクニックなのです。

普段の生活のあらゆる場面でプラスにもマイナスにも使われていますので、この知識をうまく生活に取り入れて賢く人生を歩んでいきましょう(^^♪