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人の脳には
日々の暮らしの中で
膨大な情報が入り込んできます。
それらの情報を全て脳が記憶してしまうと
あっという間に脳が記憶できる容量を超えてしまい
パンクしてしまいます。
そのため人間の脳は
重要な情報以外は
『全て忘れる』ようにできています。
では、脳が重要であると判断する情報は
どんな情報でしょうか?
実は、脳が重要だと判断する基準が2つあるのです。
それは、
- 一定期間で何回も利用される情報
- 心が動いた出来事
です。
1、一定期間で何回も利用される情報
人間の脳は
海馬という部分に一週間程度、
知り得た情報を
短期記憶として仮保存します。
そして、
その仮保存期間中に
2~3回引き出された情報を
重要な情報であると認識して
側頭葉という場所に
長期記憶として保存します。
側頭葉に保存された記憶は
海馬に記憶された情報と違い
長期間保存されている為、
忘れにくい長期記憶となります。
2、心が動いた出来事
これは、例えば
交通事故にあう瞬間の景色や
トラウマなどが当てはまります。
この場合、
海馬を通らずに、直接側頭葉に記憶されてしまうので
いつまでも鮮明に記憶が残ると言われています。
【効率よく記憶する方法】
いよいよ本題の、
効率よく記憶する方法について紹介します。
それはズバリ
適切なタイミングで復習をすることです。
適切なタイミングとは
- 最初の復習は2日後
- 2回目の復習は2週間後
- 3回目の復習は2か月後
となります。
このタイミングで復習を実施すると
非常に効率よく長期記憶に移ります。
【ポイント】
忘れそうなタイミングで
記憶した内容を思い出し
アウトプットを行うと
最も効率よく脳に記憶されます。
それが上記の周期になります。
だから、長期記憶したい時は
忘れそうなタイミングで
頑張って思い出しながら
復習をしてみて下さい(^^)/
是非、この脳の性質を上手に利用して
効率よく普段の勉強を進めていってくださいね。
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