- 【書評】『科学的な適職』要約まとめ 職業選択に失敗しない為の9つの重要ポイント
- 【職業選択にありがちな7つの大罪】(『科学的な適職』要約まとめ)
- 1.【好きを仕事にする】(『科学的な適職』要約まとめ)
- 2.【給料の多さで選ぶ】(『科学的な適職』要約まとめ)
- 3.【仕事の楽さで選ぶ】(『科学的な適職』要約まとめ)
- 【仕事の幸福度を決める7つの徳目】(『科学的な適職』要約まとめ)
- 1.【自由】(『科学的な適職』要約まとめ)
- 2.【達成】(『科学的な適職』要約まとめ)
- 3.【仲間】(『科学的な適職』要約まとめ)
- 【最悪の職場に共通する8つの悪】(『科学的な適職』要約まとめ)
- 1.【ワークライフバランスの崩壊】(『科学的な適職』要約まとめ)
- 2.【雇用が不安定】(『科学的な適職』要約まとめ)
- 3.【長時間労働】(『科学的な適職』要約まとめ)
- 【まとめ】(『科学的な適職』要約まとめ)
- 神サービス!【無料で本を読む方法】
【書評】『科学的な適職』要約まとめ 職業選択に失敗しない為の9つの重要ポイント
職業選択に迷う…
自分に適した職業って
どうやって見つければいいのかな?
こんな疑問に答えます。
あの有名なメンタリストDaiGoさんの
リサーチを担当している
『科学的な適職』という本を参考に
『あなたに適した職業』を選択する方法を紹介します。
『科学的な適職』のコンセプトは
科学的根拠に基づき
『キャリア選択』という正解のない悩みに
答えを出す方法を具体的に解説することです。
厚生労働省の調査では、
入社から3年以内に会社を辞めた人間の割合は
大卒でも約30%を
さらに、
やる気を持って働いているサラリーマンは
全体の6%しかいない
というデータもあります。
このことから分かるのは、
自分に合った職業に就くのがいかに難しいか
ということです。
だからこそ
この記事を読み、
科学的に正しい知識を得て、
自分に合った職業につける確率を高めいきましょう。
まず最初に『科学的な適職』の結論です。
4021の研究データから導き出された
職業選択に有効な『3つの事実』を知り
今の職業や転職先の仕事に当てはめて
自分に合った職業を見つけましょう。
1.職業選択にありがちな7つの大罪
2.仕事の幸福度を決める7つの徳目
3.最悪の職場に共通する8つの悪
これらをしっかりと知識として知っているだけでも
『選ぶべき職業』と『絶対に選んではいけない職業』が分かります。
それでは紹介していきます。
【職業選択にありがちな7つの大罪】(『科学的な適職』要約まとめ)
仕事の選びで、誰もが落ち入りがちな
『定番のミス』を知っておくことで
失敗の確率を下げていきましょう。
この記事では
特に大事な3つに絞って紹介します。
1.【好きを仕事にする】(『科学的な適職』要約まとめ)
好きな事を
仕事にするのが悪いわけない!
好きなことを
仕事にしたほうが幸せでしょ!
と思う方も多いと思います。
私もそう思っていました。
なぜなら、
『好きを仕事にしなさい』とは
ホリエモンを始めとする
インフルエンサーが大合唱しているセリフだからです。
しかし多くの研究結果によれば、
『自分の好きなこと』を
仕事にしようが、仕事にしまいが
最終的な幸福感は変わらない
というデータが出ています。
研究内容(『科学的な適職』要約まとめ)
まず研究チームは、被験者を
『仕事観』によって2つのグループに分類しました。
【Aグループ】適合派
好きなことを仕事にするのが幸せと考えるタイプ
【Bグループ】成長派
仕事を続けるうちに好きだと考えるタイプ
一見、『好きなことを仕事にする』Aグループの
適合派の方が幸せなんじゃないかと思いますよね。
しかし実際は、
両者の幸福度を比べたところ
『適合派』の幸福度が高いのは最初だけで
1〜5年の長いスパンで見た場合、
両者の
・幸福度
・年収
・キャリア
などのレベルは
『成長派』の方が高かったのです。
『適合派』の特徴(『科学的な適職』要約まとめ)
研究チームによると、
『適合派』は自分が情熱を持てる職業を
探すのは上手いが、実際には
どんな仕事も好きになれない面がある。
と言っています。
どんな職業でも嫌な仕事は絶対にあります。
経費の精算や対人トラブルといった
大量の面倒が起きるのは当然のことです。
例えば、
ゲームが好きでゲーム会社に就職したとしても、
やりたくもない営業をやらないといけない
場合だってあるのです。
ここで『好き』を
仕事に求める気持ちが強いと、
その分だけ
理想の現実と仕事に対するギャップを
感じやすくなります。
その結果、
この仕事
本当に好きなんだろうか?
という迷いが常に生じ、
幸福感が下がってしまいます。
最高を求めるあまり
『いつまでたっても満足できない』
という状態に陥ってしまいます。
『成長派』の特徴(『科学的な適職』要約まとめ)
成長派の人々は
仕事への思い入れがない分だけ
トラブルに強いです。
元々、仕事に関して期待を持っていないから
何かトラブルが起こっても、
仕事なんて
こんなもんだよな。
と思うことができ、
お金さえ貰えればいいや。
と考えて、帰宅してから
・趣味に没頭する
・家族や大切な人と過ごす
などの時間を楽しむことで
幸福感をキープする
2.【給料の多さで選ぶ】(『科学的な適職』要約まとめ)
どうせ働くなら、
お金がたくさん貰えるほうが
いいに決まっている
と考える人が多いと思います。
しかし、研究によると
給料が多いか少ないかは、私たちの
『幸福』や『仕事の満足度』とは
ほぼ関係がないことが分かっています。
その理由としては、
人間とは慣れてしまう生き物だからです。
『年収800万円』位までは
年収が増えるにつれて
幸福度が上がっていきます。
しかし、
『800万円を超える』と
それ以上幸福度は増えない
というデータがあります。
実際は、
400万円〜500万円から先は
収入が増えても幸福度はそこまで変わりません。
つまり、
これより先はコスパが悪いのです。
だから、
『年収400万円』の人が給料を上げるために
・大切な人との時間
・趣味の時間
を削ってまで年収を上げようとするのは
『幸福度』と言う観点から見ると
科学的に間違った選択なのです。
3.【仕事の楽さで選ぶ】(『科学的な適職』要約まとめ)
これも多くの人がやりがちです。
仕事なんて
楽であれば楽であるほど
良いでしょ。
と思ってしまいますよね。
ですが、実際のデータで
『楽な仕事』は死亡率を2倍に高める
ということが分かっています。
これは単純に、
『退屈感』が『幸福度』を下げてしまうからです。
ストレスがありすぎるのは良くありませんが、
私達には適度なストレスが必要なのです。
例えば、
『データをExcelに入力する』といった単調作業は
特に何のスキルも必要なく、
とても楽な仕事です。
しかし、
『達成感』や『貢献』とは無縁で
ただただ退屈なだけです。
『退屈』は徐々に私達の体を蝕みます。
『退屈』は『悪』なのです。
退屈を感じず、幸福感を感じるには
頑張ればできる位の
適切な難易度の仕事に
取り組むことが重要なのです。
【仕事の幸福度を決める7つの徳目】(『科学的な適職』要約まとめ)
『仕事の幸福度を決める』重要な3つに絞って解説していきます。
最初に結論を言うと
・自由
・達成
・仲間
です。
それでは1つずつ紹介していきます。
1.【自由】(『科学的な適職』要約まとめ)
自由が大切なのは
当たり前でしょ
と思う人が多いと思います。
でも、
あなたが思ってる以上に
自由と言うのは仕事の幸福度を決める、
根本的な要素なのです。
実際の研究結果から、
不自由な職場というのは
タバコよりも体に悪い
という事が分かっています。
・上司に言われた仕事だけをこなしている
・自分の意見を言える場所が全くない
・自分の裁量権がない
このような職場は、
あなたの健康を害することになります。
当然仕事への満足感も下落してしまいます。
2.【達成】(『科学的な適職』要約まとめ)
『達成感が大事』なのは
なんとなく分かりますよね。
科学の世界でも、
『小さな達成』が『仕事のモチベーション』に大きく作用する
ことが分かってきました。
科学の結論として、
人間のモチベーションが最も高まるのは、
『少しでも仕事が前に進んでいる』という感覚
がある時なのです。
【具体例①『ラジオ体操』】(『科学的な適職』要約まとめ)
私達が子供の頃にやっていた『ラジオ体操』
あのラジオ体操は、
行くたびにカードにハンコを押してもらえました。
そのハンコが日々積み重なっていくことによって
『前に進んでいる』感
ラジオ体操は続きやすいわけです。
自分が今日、
朝起きてちゃんと行った
という事がハンコによって示される。
すなわち
フィードバックがすぐに得られると言うことです。
【具体例②『料理人』】(『科学的な適職』要約まとめ)
『厨房に引きこもりっぱなしの料理人』のように
自分のやった仕事の成果が
目に見える形で分からないと
達成感は得られず
モチベーションは低下してしまいます。
自分が作った料理を
自分で客に運び、
客が喜ぶ姿を見られるような料理人は
すぐにフィードバックが得られるので
モチベーションを保ちやすいといえます。
だから私達は、
仕事のフィードバックがどのように得られるか?
自分のやった成果が目に見えるのか?
ということを
仕事をする上で意識しましょう。
3.【仲間】(『科学的な適職』要約まとめ)
同じ職場に『友人が3人』いれば、
仕事のモチベーションは700%上がる
という研究結果が出ています。
一匹狼で頑張るのも良いですが、
科学的には
困ったときに助けてもらえるような
友人を職場で持つ事は
幸福感やモチベーションを維持する上で
とても大事なことです。
これは納得ですよね。
職場に仲の良い人が1人でもいると
いつでも助けてもらえる
という『安心感』によって
モチベーションが跳ね上がるわけです。
【最悪の職場に共通する8つの悪】(『科学的な適職』要約まとめ)
これも重要な3つに絞って紹介します。
1位:ワークライフバランスの崩壊
2位:雇用が不安定
3位:長時間労働
この項目に当てはまる職場は
『最悪の職場』だと断言できます。
自分の職場に当てはまっていないか
ぜひチェックをしてみて下さい。
それでは1つずつ紹介していきます。
1.【ワークライフバランスの崩壊】(『科学的な適職』要約まとめ)
ワークライフバランスの崩壊とは
『プライベートに仕事を持ち込む働き方』のことです。
例えば、
・休日に上司が普通に連絡してくる
・休暇中の仕事が当たり前と言う文化がある
このような企業は絶対に避けるべきです。
プライベートで仕事のことを考えるだけで、
私たちの幸福度は激減してしまいます。
2.【雇用が不安定】(『科学的な適職』要約まとめ)
『雇用が不安定』なのが
悪い理由は簡単です。
・不安定な賃金
・不安定な勤務スケジュール
・次の仕事が見つからない不安
などがストレスになり、
長く続けるほど
ストレスが蓄積されてしまうからです。
3.【長時間労働】(『科学的な適職』要約まとめ)
長時間労働に関するデータは
世界中で一致しています。
週の労働が40時間を過ぎたあたりから、
体が壊れ始めます。
週の労働が55時間を超えると
確実にあなたの心身は崩壊に向かい始めます。
長く働くことは、美徳でも何でもありません。
サービス残業を強制してくるような会社ならば
今すぐに転職を考え
【まとめ】(『科学的な適職』要約まとめ)
『職業選択において有効な3つの事実』から
厳選して9つの重要ポイントを紹介してきました。
1.職業選択にありがちな7つの大罪
・好きを仕事にする
・給料の多さで選ぶ
・仕事の楽さで選ぶ
これらは科学的に間違いである。
2.仕事の幸福度を決める7つの徳目
・自由
・達成
・仲間
が幸福度を決める上で
科学的に見て大切である。
3.最悪の職場に共通する8つの悪
・ワークライフバランスの崩壊
・雇用が不安定
・長時間労働
この記事を読んで
・職業選択の際に陥りがちな罠
・仕事の幸福度を大きくする要素
・最悪の職場に共通する悪の知識
を学び、
科学的に正しい知識を身に付けて
自分に合った職業を選択しましょう。
正しい職業選択が、
あなたの人生に満足感と幸福感を与えてくれます。
神サービス!【無料で本を読む方法】
無料で本が読める
裏技を教えよう。
通勤時間や、家事をしている時など
身体は動かしてるけど耳はヒマしている
隙間時間って1日の中でかなり沢山ありますよね。
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本を読む時間がない方や、本を読むのが苦手な人は一回利用してみると
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