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人間関係の悩みを解決する『自分軸』と『他人軸』【アドラー心理学】

アドラー心理学人間関係悩み解決

人間関係の悩みを解決する『自分軸』と『他人軸』【アドラー心理学】

人間関係の悩みを解決するには

どうすればいいのかな?

 

こんな疑問に答えます。

 

ベストセラー書籍の『嫌われる勇気』で有名なアドラーが

ありとあらゆる悩みは

すべて対人関係が原因である

と断言するほどに

人間関係にまつわる悩みと言うのは尽きることがありません。

 

この記事では、

・他人に気を使いすぎてしまう

・人目を気にしすぎて疲れる

・人と比べられるのが怖い

こういった悩みを抱えている人を対象に、

 

一体どうすれば、人と関わることへの苦手意識をなくして、

自分らしく『自信』を持った状態を保てるようになるのか?

 

ということについて説明していきます。

【この記事を見るメリット】

・人間関係における諸々の『悩み』『問題』の原因が分かる。

・良好な人間関係を築いていくための方法が分かる。

【『自分軸』と『他人軸』】アドラー心理学

あなたは他者とコミニケーションを取るときに、

『自分軸』『他人軸』というものを意識しているでしょうか?

 

『自分軸』と『他人軸』とを

明確に認識できている状態というのは

端的には、

『私は私、あなたはあなた』

という意識が、コミニケーションの根本にはあるということです。

 

もしこの『自分軸』『他人軸』というものが意識されていないと、

・『他人軸』で物事を考えて、自分をないがしろにしてしまう。

・『自分軸』に相手を強引に合わせようとしてしまう。

このようになってしまいます。

 

冒頭でも取り上げた、

・他人に気を使いすぎてしまう

・人目を気にしすぎて疲れる

・人と比べられるのが怖い

といった問題は、

まさに『他人軸』で物事を考えてしまっています。

 

これは、『自分軸』を

ないがしろにしてしまっているときに

起きる問題です。

 

【『他人軸』で生きている人の特徴】アドラー心理学

 

『他人軸』で物事を考えてしまいやすい人は、

君はどう思う?

と聞かれたときに返答に困りがちです。

 

 

NOと言うことが苦手なだけではなく、

YESと言うことも苦手なのです。

 

そもそも、

『自分軸』を持てていないので

自分の『気持ち』や『考え』が

どこか中ぶらりんな状態になってしまっているのです。

 

『他人軸』で生きている人は、

あいつは『いい人』

あいつは『いい奴』

と評価されることが多いです。

 

しかし当の本人は、

なんかモヤモヤする…。

いつもどこか辛く『モヤモヤ』とした気持ちを

持ったままでいるのです。

 

その理由は、

『他人軸』によってもたらされる

『安心感』や『喜び』というのは、

どこまでいっても『相手次第』です。

つまり、

相手の気分や相手の都合で

簡単にひっくり返ってしまうものだからです。

 

何もかもが『相手次第』になってしまっているので、

悪い相手だと、

振り回され続けて挙句の果てには、

捨てられた。

裏切られた。

といった、

怒りや悲しみの感情に

とらわれることも少なくありません。

 

そうした、

ネガティブな感情を

再び感じるのを怖れるあまり、

 

より一層

『他人軸』での

コミニケーションに

偏ってしまう…。

というケースがよく見られます。

 

それでは一体どうすれば良いのでしょうか?

 

『他人軸で生きている人』から

抜け出す方法を紹介します。

【『自分軸』を確立せよ】アドラー心理学

自分が『他人軸』で生きてしまっている

と感じたのでしたら、

 

今後は、

『自分軸』というものを

意識するだけで状況は大きく改善されます。

これからは、

まずは『自分軸』と言うものをはっきりと意識して

物事を考えるようにしてみましょう。

そのためのコツは

『私はどう思うか?』

『私はどうしたいか?』

『私ならどうするか?』

というように、

『私』と言う主語をはっきり意識することです。

【他人と意見が違う場合の対処法】アドラー心理学

他人と意見が違う。

どうしよう…。

このような、

『自分軸』を意識した上で

『他人軸』との不一致を感じた時の対処法を紹介します。

 

相手を拒絶するような

『態度』や『言葉遣い』をするのではなく、

それとなく、やんわり断るような

雰囲気や言葉選びをして対応しましょう。

あなた

ちょっとドライね。

と言われる位がちょうどいいのです。

 

仮に相手から

『あいつは愛想が良くない』

『あいつは空気が読めない』

『あいつはノリが悪い』

と思われたとしても

だからなんだ!

くらいに受け流せば良いのです。

 

都合の良い使えるやつだ。

と思われる位なら

空気が読めないやつだな。

と思われる方がマシだと思いませんか?

 

それに、

自分都合で動いてくれない相手に対して

『ネガティブな態度や発言をする人』は、

相手を『自分軸』に、

強引に合わせようとするタイプの人間であり、

コミニケーション能力が未熟な人であるといえるので、

相手にするのをやめましょう。

なるべく関わらないようにするのが得策です。

 

【依存でも身勝手でもなく『相互尊重』を目指そう】アドラー心理学

コミニケーションの取り方は、3つに分類できます。

1.【依存】

『自分軸』を持たず、『他人軸』ありきの状態です。

2.【身勝手】

『他人軸』を考慮に入れず

『自分軸』しか見えていない状態です。

3.【相互尊重】

『自分軸』も『他人軸』も考慮に入れ、

自分と相手との間に、

程良い境界線を引けている状態です。

 

『私は私、あなたはあなた』と言う人は、

自分勝手で協調性がない

という意見をよく聞きます。

 

しかしその意見が生まれるケースには

2つのパターンがあります。

①.『言われている人』が身勝手な状態

②.『言っている人』が身勝手な状態

です。

 

この記事を読んでいるあなたは、

この2つのパターンに当てはまらないように

注意しましょう。

 

誰しもが目指すべきは、

『相互尊重』のコミニケーションです。

 

相互尊重のコミニケーションでは、

『私は私、あなたはあなた』

だからお互いの考えを尊重し合った上で、

対話を進めましょう。

というスタンスです。

 

もちろんこのスタンスは、

意識をしていないと持てないので、

誰もが持っているわけではありません。

 

自分だけが、意識をして

『相互尊重のコミニケーション』

をしたからといって

自分が何か損をするわけではありませんので

積極的に実践して下さい。

 

逆に、

『依存の人』や『身勝手の人』は

巡り巡って自分自身が損をします。

 

『相互尊重』のスタンスを持っている人は

相手がどのようなスタンスの人だとしても、

巡り巡って最後には

『学び』と『共感』を得られます。

 

この記事を読んでいるあなたは、

『他人軸』ありきの依存型のコミニケーションから、

『自分軸』と『他人軸』ありきの

『相互尊重』のコミニケーションへと移行したとしても

何も損害を被ったりしないことを知り、

自信を持って

『自分軸』というものを確立してみましょう。

 

ポイントは

『私はどう思うか?』

『私はどうしたいか?』

『私ならどうするか?』

ということを意識的に考え、

 

その上で

『私は私、あなたはあなた』

という考えをしっかり持つことです。

 

何度も言いますが

あなた

ちょっとドライね。

と言われるくらいが

ちょうど良いのです(^^♪

【まとめ】アドラー心理学

この記事では、

・他人に気を使いすぎてしまう

・人目を気にしすぎて疲れる

・人と比べられるのが怖い

こういった

人間関係の悩みを抱えている人を対象に、

 

一体どうすれば、

人と関わることへの苦手意識をなくして、

自分らしく『自信』を持った状態を

保てるようになるのか?

 

ということについて説明してきました。

 

人間関係の悩みの原因は、

『自分軸』というものをないがしろにして

『他人軸』で物事を考える癖がついてしまっているからです。

 

『自分軸』を確立しないと、

相手に振り回されっぱなしになってしまいます。

 

相手の気分や都合次第で、

自分の気持ちや状況が

コロコロと変わってしまうのは

健全な状態であるとは言えません。

健全な人間関係というのは、

『自分軸』『他人軸』というものを

お互いが認識し合い、

尊重しあっている関係です。

 

『私は私、あなたはあなた』

だからお互いの考えを尊重し合った上で

対話を進めましょう。

 

という

『相互尊重』のコミニケーションこそが

目指すべき場所です。

 

しかしそのためにはまず

『自分軸』というものを確立しないことには

話は始まりません。

 

『自分軸』を確立するためには

『私はどう思うか?』

『私はどうしたいか?』

『私ならどうするか?』

ということについて考える習慣を身に付け、

 

ちょっとドライに思われる位がちょうど良いという事を

ことあるごとに思い出してみましょう。

 

アドラー心理学ではこの

『自分軸』『他人軸』と言う考え方を

『課題の分離』と言う概念で解説をしています。

 

興味のある方はこちらの記事も読んでみて下さい。

【現代人の必読書】『嫌われる勇気』要約まとめ

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