自己啓発

【100%自分の責任と考える】自責思考の3つメリット

100自分の責任

【100%自分の責任と考える】自責思考の3つメリット

部下がまた失敗した。

注意力不足なんだよな…。

 

こんな考え方をするのは、

『もったいない』です。

 

このように他人が悪いと考えている人は、

貴重な成長のチャンスを逃してしまっているのです。

 

この記事では、仕事におけるお勧めの考え方を解説していきます。

 

まず、『100%自分の責任』とは、

文字通り、自分が関与する仕事や案件において、

『起きたトラブル』や『ミスコミニケーション』に対し、

他人のせいにするのではなく、全て自分のせいにしてしまうという考え方です。

いや、明らかに上司が悪かったら

自分のせいではない。

とか、

取引先のミスまで

なんで僕が背負わなければ

いけないの?

と感じる方もいると思いますが、

なぜこういった考え方を取り入れた方が良いのかについて詳しく解説していきます。

 

【トラブルは成長のチャンス】(100%自分の責任と考える)

 

あなたも仕事をする上で、一度はトラブルに巻き込まれたことがあると思います。

 

ビジネスマンにはトラブルがつきものですが、

あなたはトラブルをどのように対処していますか?

 

自分が起こしたミスであれば、

しっかりと反省をして『再発防止策』を考えて、働き方に反映させることで、

同様のミスが起きないような『仕組み作りをする』と思います。

 

ミスを起こしているときは、

その消化活動に追われてあまり意識していないかもしれませんが、

しっかりと練られた再発防止策の実行まで行えれば、

かなり質の良いPDCAサイクルを回すことができています。

 

ミスを起こしたりトラブルを起こす事は極力避けたいところではありますが、

このように

1.自分自身の甘かった行動を見つめ直す

2.その原因を突き止める

3.それが今後起きないように『注意する』ではなく、『仕組みを作る』

というのは実は、かなり貴重な成長のチャンスなのです。

 

『他人が原因で起きたトラブル』でも100%自分の責任と考える

では次に、この記事の問題でもある

『自分以外の誰かが原因でトラブルが起きた場合』を考えていきます。

 

例えば、

部下が注意不足で、顧客に送るべきデータを誤った数字のまま送ってしまった場合。

何をやってんだ!

という感情が湧いてくるかもしれません。

 

しかし、当然そのトラブルの責任は、

トラブルを起こした本人の上司でもある

あなたにもあるため、

あなたも先程のようなPDCAサイクルを考える必要があります。

 

これは組織で動いている以上、当然の責務になります。

 

ですが、この時に先程のような

『他責感情』でPDCAサイクルを回すのと、

『自責感情』 で、全部自分の責任という感情でサイクルを回すのとでは

頭の使い方が大きく変わってきます。

 

まず、前者のような『他責感情』では、

部下の注意力不足だ!

と思っているので、

原因は部下にあるという考えに基づいて、

『部下が注意深くになるためには?』

という発想でPDCAサイクルを回します。

ですが、

 

『人は皆、自分以外をコントロールすることはできない』

これは人間関係において、とても重要な考え方です。

 

それが『上司と部下』という、

一定の命令規律に従うような関係性であっても

コントロールは難しいと覚えておいて下さい。

 

『自分は自分』『他人は他人』

なのです。

 

自分がいかに相手のことを推測して、

相手にとって1番有効だと思える方法を提案したところで、

実際に行動するのは部下なのです。

 

つまり究極的にはコントロールできる範囲外になってしまいます。

 

これをコントロールできると考えてしまうと、

なぜやれないんだ?

と考えてしまったり、

 

部下にとって最適ではない方法を採用してしまうこともあります。

 

ではどうすれば良いのかと言うと、

コントロールできる『自分を軸』にトラブルやミスの原因を考えていくことです。

 

この考えのプロセスに有効なのが

『100%自分の責任と考える』ことです。

 

実際の過失割合がどうだったとしても、『100%自分が悪い』と前提を置くことで、

自分の工夫によって

このトラブルは防げたのでは?

もしくは、

軽減できたのではないか?

と考えます。

 

そこから、

『自分が注意喚起を怠らなければ』

とか、

『部下の指導の際には必ずこれを伝える』

といったような、

自分の行動を変えるのはもちろん、

そもそも部署として『チェックの仕組み』を作ったほうがいいのではないか?

などの、仕組み構築の部分まで自分事として考えることができるようになります。

 

こういったマインドセットやそこから起きる行動は組織のため。

つまり『全体最適』的な視点になります。

 

結果として、

『他責感情』で考えた、再発防止の書類に書かれているよりもずっと効果的で

ずっと実践的な方策が見つかる可能性が高くなります。

 

とはいえ、これらはキレイごとのように聞こえるかもしれません。

そんな聖人のような

考え方ができるの?

と思う方も多いですよね。

 

確かにこの取り組みをやっても最初のほうは、

なんで、ここまで

自分のせいにしなきゃいけないの?

とか、

これはさすがに

あいつのせいだろ!

という感情が出てくる場合もあります。

 

ですが『本心から自分の責任だ』と思わないと

この取り組みもほとんど意味がないものになってしまいます。

 

ただ精神衛生上、

良くない時間を過ごしただけ

という不幸を生み出してしまいます。

 

ですが安心してください。

最初はとても苦しい取り組みですが、次第に慣れてきます。

ずっと同じ発想をしていると、むしろ問題が起きたときに、

自分はどうすればよかったのか?

という感情が芽生えます。

 

しかし、これでは結局デメリットがいずれ消えることを待っているだけで、

慣れるまでは大変じゃないか。

と思う方もいると思います。

 

ですのでここからは、

あなた自身が、この取り組みをするメリットを3つ紹介していきます。

『100%自分の責任だと考える』3つのメリット

 

【評価される】(100%自分の責任と考える)

この評価とは、所属組織や取引先からの評価ですが、

これは当然の結果でもあります。

 

理由は、『全体最適』を考える個人は組織にとって

めちゃくちゃ重宝する人材だからです。

 

通常、『重宝する人材』『いないと困る人材』は、組織の中で評価は高くなります。

 

これは当たり前で高く評価しないと、いなくなってしまうからです。

 

逆に言うと、しっかりと組織に貢献する

『全体最適』的な働きをしているにもかかわらず、

評価をされない場合は、

その組織の評価制度が悪いので、その組織から出て行きましょう。

転職をお勧めします。

いきなり転職はハードルが高い…。

と考える方も安心してください。

 

しっかりと『全体最適』を考えられる人であれば

転職市場でも優位に立てます。

その点も意識してにして転職市場に乗り出ましょう。

 

【圧倒的に成長スピードが上がる】(100%自分の責任と考える)

 

これもよく考えると当たり前です。

人よりも多くの成長のチャンス、

つまりPDCAサイクルを考えて回す機会が多いためです。

 

失敗の数が多い人ほど成長チャンスが多いので、

ミスやトラブルをうやむやにせず、しっかりと問題に取り組む事をすれば、

明らかに成長スピードが上がります。

 

そしてこれが、先ほどの

【評価される】というメリットと合わさり相乗効果が働きます。

 

【相乗効果】

1.加速度的に成長スピードが上がる

2.その結果評価される

3.評価された結果、裁量が大きくなる

4.裁量が大きくなることで、より難易度が高く、範囲の広い成長チャンスに恵まれる

この相乗効果は、ぜひ活かしていきましょう。

 

【中長期的な精神衛生は快適になる】(100%自分の責任と考える)

これは先ほども言ったように、

最初はかなりきつい取り組みですが

少しずつ慣れていきます。

 

そして慣れてくると、自分が関与する範囲で起きるトラブルは

全て自分の責任という考え方が染みつきます。

 

そしていちど染みついてしまうと、

『他責感情』の人が持つような

あいつのせいで!

とか

なんでもっと

しっかりやらないんだ!

というような『負の感情』が発生しなくなります。

この負の感情が出ないだけで仕事がとてもやりやすくなります。

 

以上が3つのメリットです。

聖人になる事は難しいと思いますが、

自分自身にとってのメリットを獲得するためと割り切って、

『100%自分の責任』という取り組みをやってみることをお勧めします。

【まとめ】(100%自分の責任と考える)

『100%自分の責任』という、一見自分を苦しめるような行動が、

長期的に自分にとって良いことづくめである。

 

『自分のせいにしたつもり』ではなく、

心から自分に悪いところ、改善できるところはなかったかと

振り返ることが必須である。

 

この取り組みによって評価され、

『圧倒的スピードで成長』し、精神衛生が快適になる。

この記事で、紹介した考え方を取り入れることで

、仕事におけるトラブルやミスの対処がとても楽になります。

 

きれいごとのように聞こえた方もいるかもしれませんが、

ぜひ実践してみてください(^^♪

神サービス!【無料で本を読む方法】

無料で本が読める

裏技を教えよう。

通勤時間や、家事をしている時など

身体は動かしてるけど耳はヒマしている

隙間時間って1日の中でかなり沢山ありますよね。

 

そんな隙間時間を、読書時間にすることで

有効活用できる神サービス『アマゾンのオーディオブック』を紹介します!

私も毎日使ってますが、このサービス無しの人生は考えられません。

『本を読む時間がない』

『本を読むのが苦手』

『無料でお得に本を読みたい』

こんな人には、アマゾンのオーディオブックがおすすめです。

Audible(オーディブル)

 

今だと、アマゾンのオーディオブックが1カ月無料で聞けるので非常にお得です。

しかも、ビジネス書や小説が聞き放題!

 

オーディオブックだと、本を『聞く』作業になるので、

『移動時間』や『隙間時間』を使って効率良く本を読むことができます。

 

本を読む時間がない方や、本を読むのが苦手な人は一回利用してみると

オーディオブックの良さが分かると思います。

 

興味がある方は、一度『無料体験』してみて下さい(^^♪

Audible(オーディブル)