- 【使えない人材とは言わせない】『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由
- この記事での【作業の定義】(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
- 作業者マインドとは何か?(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
- 作業者マインドの弊害(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
- 自分が作業者マインドであることに気付く(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
- どんな作業でも、付加価値を出す努力をする(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
- 作業者マインドを捨て、思考者マインドを持つ(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
- 思考者マインドを持つ為の 2つのポイント(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
- 【日頃のインプットに自分の意見を添える】(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
- 【あらゆる情報に『So What?』と『Why So?』をぶつける】(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
- 『So What?』・・・だからなに?
- 『Why So?』・・・それはなぜ?
- 【まとめ】(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
【使えない人材とは言わせない】『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由
教えてもらった通りに仕事をやってるはずなんだけど
上司からもっと考えろって注意される…
一体何が足りないのかな?
そんな悩みに答えます。
結論から言うと、
使えない人材から卒業する為には、『作業者マインド』を捨てましょう!
この記事を書いている私は、会社の技術部門で管理職をしています。
上記の質問のような、ビジネスにおいてよく見かける、
典型的な悪い例の『作業者マインド』について紹介します。
ビジネスの現場では、「資料作成」や「会議の議事録」を書いたりするなど、
いわゆる作業することが多くあります。
作業すること自体は、もちろん悪いことではないです。
むしろ、ビジネスを推進していくうえでやるべきことです。
ですがマインドセットが作業者になってしまうと、
途端にあなたの成長を阻害する
『害悪』に変わります。
この記事では
・作業の定義
・作業者マインドとは何か?
・作業者マインドの弊害
・自分が作業者マインドであることに気付く
・どんな作業でも付加価値を出す努力をする
・作業者マインドを捨て、思考者マインドを持つ
・思考者マインドを持つための2つのポイント
の順に解説します。
この記事での【作業の定義】(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
あなたはビジネスにおいて
『作業』をすることはありますか?
無いという人は少ないと思います。
それは、ビジネスに作業はつきものだからです。
では作業とは何か?
この記事でいう作業とは、
決められた手順、決められた方法で与えられた課題を解決するものです。
作業には正解が決められており、その正解に
いかに『正確』に『早く』たどり着くかが重要になってきます。
【作業の例】
・商品名が書かれたダンボールにその商品が正しく入っているか確認する
・決められた日に取引先に荷物を送る
これがこの記事での【作業の定義】です。
作業者マインドとは何か?(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
作業者とは、作業を行う人のことです。
作業者マインドとは、
「決められた手順」、「決められた手法」で
与えられた課題を解決するマインドを指します。
このように聞くと、
これ自体は何も問題がない思考のように思いますよね。
しかし、この思考しか持っていないと、
その人のできる仕事の範囲は、とてつもなく狭くなり
結果としてその人の仕事における人材価値は非常に低くなります。
つまり『使えない人材』です…
作業者マインドの弊害(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
作業者マインドがもたらす弊害を説明します。
例えば、『部署の売上を、コストをかけずに2倍に伸ばす』
このような、答えが決まっていないタスクを遂行する場合において、
作業者マインドで立ち向かってしまうと戦えません。
なぜなら、『やり方』が決まっていないからです。
作業者マインドの人は、
決まった手順、決まった方法で進めることに慣れてしまっているので、
自分で考えて仕事を進めていくことが出来ないのです。
これが作業者マインドの弊害です。
こういったタスクに立ち向かう場合、
作業者マインドは捨てて自分で考える必要があります。
これが出来ないと『使えない人材』というレッテルを貼られます。
自分が作業者マインドであることに気付く(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
あなたは『作業者マインド』ですか?
それとも『思考者マインド』ですか?
自分がどちらかよく分からない人は、
自分で考えることを強制的に求められるタスクに挑戦しましょう。
あなたが、『作業者マインド』だとしたら、
タスクを進めていくうちに、いずれどこかで壁にぶつかり止まってしまいます。
その時に、
『作業者マインドを持っているから進まない』
『自分でもっと考えないとまずい』と気付くことができ、
『思考者マインド』にシフトできるようになります。
あなたが成長したいのであれば、
進んで答えのないタスクに挑戦しましょう。
どんな作業でも、付加価値を出す努力をする(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
作業において、付加価値を出せない人材はクビになります。
理由は、誰がやっても同じアウトプットがでる作業ならば、
あなたの付加価値はゼロです。
言いかえると、別に作業者はあなたでなくてもいいのです。
クビになりたくなかったら付加価値を出すしかないのです。
そのためには、まず自分の作業を見直してみましょう。
『改善』や『工夫』の余地が数多く残っているはずです。
というか、実は工夫の余地が一切ない純粋な作業はかなり少ないのです。
思考停止しているせいで気がついていない『改善ポイント』や
『そもそもやる必要あるんだっけ?』という新しい切り口は、
ほとんどのタスクに存在します。
何も考えずに作業を進めていると次第に『作業者マインド』が定着してしまい、
別にあなたでなくてもいいという状態に近づいてしまいます。
数年後にはロボットに代替される未来が
まっているかもしれません。
作業者マインドを捨て、思考者マインドを持つ(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
自身の付加価値を高めるためには、
どのようにタスクと向き合っていけばいいのでしょうか?
それは、全てのタスクに対して
『ただ言われた事だけを行えば良い』という作業者マインドを捨てて
『思考者マインド』を持つことです。
つまり、自分でしっかりと考えることが必要です。
なんとなく仕事をしていると気がつかないような所に『改善点』は存在します。
思考者マインドの注意点(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
『思考者マインド』を持つ際には、
『良い物はそのままでいい』ということを
しっかりと頭に入れておく必要があります。
当たり前だと思われそうですが、
なんとか自分オリジナルの考えを出すぞ!
とか
前例主義に立ち向かわなきゃいけない!
という思考が強くなり、
なんでもかんでも否定をしてしまうようになってしまう人もいるのです。
おさえておきたいのは、前例主義で何も疑いを持たずに何も検証せずに
ただ作業を進めるだけという『作業者マインド』が悪なのであり、
いい前例があればそれはそのまま続けていくべきです。
なにも奇抜な意見をぶつける必要はありません。
そこを勘違いしてしまうとただの面倒臭い人になってしまいます。
前例が良いか悪いかも『思考者マインド』で判断しましょう。
思考者マインドを持つ為の 2つのポイント(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
【日頃のインプットに自分の意見を添える】(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
日頃のインプットに自分の意見を添えましょう。
ニュースを読んだり、読書をしたり、映画を見たりと
インプットをする機会は多いと思いますが、
インプットをインプットだけで終わらせるのは
非常にもったいないです。
アウトプットすることは究極のインプットの手段となります。
しかも、インプットの効率をよくするだけでなく、
『思考者マインド』も自然と備わってきます。
できればそのアウトプットは簡単なものではなく、
しっかりと自分の考えに基づいたものであるほうが望ましいです。
ニュースであれば、そのニュースを見てどのような感情を抱いたか、
そしてその感情を抱いた理由を言語化できるとなお良いです。
また、知人や同僚と同じニュース、書籍、映画について語りあうのも
思考者マインドを鍛えるのに有効です。
相手の考えというまた違ったインプットが入ることで
さらに思考がみがかれていくからです。
この自分の意見を添えるというのは通勤中でも頭の中でできますので
是非実践していきましょう。
【あらゆる情報に『So What?』と『Why So?』をぶつける】(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
あらゆる情報に『So What?』と『Why So?』をぶつける。
これは多くのビジネス書で語られてる大切な内容です。
『So What?』・・・だからなに?
あらゆる情報に対してだからなに?を問うことで、
その情報に対して自分なりの『結論』を導きだすことができます。
『Why So?』・・・それはなぜ?
あらゆる情報に対してそれはなぜ?を問うことで、
その情報に対して自分なりの『根拠』を導きだすことができます。
これを繰り返していくことで『点』として得た情報であっても、
自分の中で『線』や『面』に変換していくことができるようになります。
そしてその結果として、自分の考えを生み出す力が養われ
『思考者マインド』が育っていきます。
『So What?』と『Why So?』で考えることをクセ付けるように意識しましょう。
最初はしんどいかもしれませんが、
一度クセがつくとむしろ勝手に考えるようになります。
そうなれば思考者マインドの定着にも大いに役立ちます。
1.『日頃のインプットに自分の意見を添える』
2.『あらゆる情報に『So What?』と『Why So?』をぶつける』
これら2つの習慣を身に付けることで思考者マインドが養われていきます。
あなたがどのような業務を担当していようが、
【あなたにしか持てない視点】
【あなたにしかできない仕事】
が増えていきます。
結果としてその積み重ねが、あなたが付加価値を作り出す大きな助けになり、
自然にあなたの市場価値を高めてくれます。
【まとめ】(『今すぐ作業者マインドを捨てるべき』たった1つの理由)
どの仕事も慣れてきたタイミングが要注意です。
思考停止して作業者マインドが襲ってきます。
是非そういった時にこの記事を思い出して頂き、あなたにしかできない付加価値と
アウトプットを作り出しましょう。