自己啓発

リーダーの教科書『実行力』要約まとめ【橋本徹 著】

実行力要約まとめ

リーダーの教科書『実行力』要約まとめ【橋本徹 著】

橋本徹さんの著書、

『実行力』ってどんな本なんだろう?

こんな疑問に答えます。

 

この記事では、

橋本徹さんの著書、『実行力』の

重要なポイントを簡潔に紹介します。

 

『リーダーになったばかりの人』

『リーダーとして、結果がなかなか出せない人』

は絶対に読んで下さい。

 

橋本徹さんの著書『実行力』に、たくさんの答えが書かれています。

それでは説明していきます。

 

橋本さんは、38歳の時に大阪府知事に就任し、1万人の行政組織のトップに立ち

42歳のときには、大阪市長として3万8千人のリーダーとなりました。

 

何万人という組織のリーダーとして、成果をあげてきた経験が

この本『実行力』には詰まっており、リーダーとはこうあるべきというメッセージが

明確に述べられています。

 

『実行力』の内容は、

会社の『係長』や『課長』、

『4~5人のチームのリーダー』にも共通する点は多いと述べられており、

チームのリーダーをやっている、すべての人にお勧めの本です。

 

この記事では、『実行力』を読んで

私が重要だと感じた『2つのポイント』を紹介します。

【重要な『2つのポイント』】

1.部下ができないことを実行するのがリーダーの役割

2.リーダーの仕事は課題の発見をすること

それでは解説していきます。

【部下ができないことを実行するのがリーダーの役割】(『実行力』要約まとめ)

『部下ができないことを実行するのがリーダーの役割』

 

ここで言う、「部下ができない」というのは、細かい仕事の内容などではなく、

部下が、

これはどう頑張っても

絶対にできないよなぁ…。

と思っていることです。

 

これを解決することによって、部下からの信頼を得ることができるのです。

そして重要なポイントは、最初に『でかい衝撃』を与えること。

 

このことは、マキャベリの名著、君主論にも書かれていて、

『統治者は最初に衝撃的な大事業を行うべき』

と述べられています。

 

【具体例】(『実行力』要約まとめ)

橋本徹さんは、

就任して最初に、地方の負担金問題を解決しました。

 

これは簡単に説明すると、

国が公共事業で国道とかトンネルを作るときに、

地方の自治体にその負担を求める仕組みのことです。

 

その負担金がなんと、数百億と言う金額だったのです。

これは1959年ごろから続いている暗黙の問題で、

今まで誰も解決できなかったんですが、

ここで橋本さんは、

これはぼったくりバーじゃないか!

こんなものは支払いを拒否する!

と言い放ちました。

 

この発言には意図があり、委員会で反対意見を述べても

全く変化を起こすことができなかったので、

あえてメディアが飛びつくような発言をして、

メディアの拡散の力を誘導したのです。

 

するとメディアが連日のように、この話を報道しました。

当時は選挙前で、各党ともに

『地方負担金を見直します。』

と言わざる得ない状況になりました。

そして実際に、地方負担金は見直されたのです。

この出来事を知って、

あなたはどう感じましたか?

 

50年間誰も解決できなかったことを解決する。

そんなリーダーがいたら、誰だってついて行きたくなりますよね。

 

そしてさらに、この組織としての成功体験が、

部下のやる気やモチベーションを高める効果もあったのです。

 

このように、リーダーが難解な課題に取り組んで、

少しずつでも組織として成果を上げることで

組織全体の生産性を上げる事ができるのです。

 

できることなら、スケールが大きいことが理想ですが、

小さい事でも、1つずつ問題を解決していくリーダーに

部下はついてくるのです。

 

【リーダーの仕事は課題の発見をすること】(『実行力』要約まとめ)

『リーダーの仕事は課題の発見をすること』

 

これはリーダーにとって、絶対に必要なスキルです。

 

橋本さんは、知事や市長として、

『医療』『教育』『福祉』『インフラ整備』など、

あらゆるジャンルに対しての知識を持たなくてはいけませんでした。

 

ありとあらゆることに対して、ある程度の理解が必要だったのです。

 

ここで橋本さんが面白いことを言っています。

リーダーの勉強の仕方は、

専門家の勉強の仕方とは違う!

 

【具体例】(『実行力』要約まとめ)

例えば、『新しい車を作る』という話になった時、

 

リーダーは、『ブレーキの構造』や『ブレーキの製造方法』について

細かく知る必要はないのです。

 

リーダーが知っておかなければいけない事は、今までの車の何が問題だったのかという部分。

つまりリーダーの仕事は、

現場の人たちでは解決できない問題を解決することなんです。

 

よく中小企業の経営者でも、常に現場に立って、

社員と一緒に作業をしてしまう人がいますが、

これは完全に間違ってるのです。

 

リーダーは常に新しい情報を吸収して、組織・会社の問題点を解決し、

自社の方向性を考えていくことが仕事であって、

現場であれこれ指示を出すのは役割が違うのです。

でも、『何が問題なのか』を

見つけるのって、難しくない?

このように思う人もいますよね。

実際、これは本当に難しいことなのです。

 

しかし、この本には、ちゃんとその方法が書かれています。

 

橋本徹さんは、新聞やニュースから情報を入れ、その情報に対して

『自分だったらこう考える』と

しかもそれを毎日やると書いてあります。

私のような凡人には、この『毎日』というのが厳しいので、

1日1つのニュースに対して意識的に自論を述べるぞ。

と決めてみるのもいいと思います。

 

慣れてきたら少しずつレベルを上げていきましょう (^O^)

 

組織を運営するリーダーは、

誰もが気づかない課題を見つけることができて、

初めてその解決策を考えることができます。

 

まず、課題を見つけることが1番重要な力になるのです。

 

この話を読んでいて、確かに業績が悪い経営者の人ほど、

景気が悪い!

人が集まらない!

と言って、儲からない理由を外部のせいにしています。

 

しかし実際は、

『利益を生み出す仕組みが作れていない』

『新しく入社したいと思うような、環境を会社側が整えられてない』

というだけで、課題は自分たちの中にあるのです。

 

大切なことなので何度も言いますが、

経営者やリーダーが『課題を見つけることができるからこそ、企業は成長していける』のです。

 

これでこの本についての話は以上ですが、他にも

『部下の声を聞くのは大切なことだが、最終的な判断・決断・決定を下すのはリーダーの仕事』という言葉も印象的でした。

 

このように、リーダーの資質について多く学べることが書かれていますので、

興味がある人は、ぜひこの本を読んでみてください(^^♪

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