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批判的に本を読め【読書は格闘技】要約まとめ 

読書は格闘技要約まとめ

批判的に本を読め【読書は格闘技】要約まとめ

 

『読書は格闘技』の要約まとめが知りたいな。

 

こんな疑問に答えます。

 

この記事では『読書は格闘技』

という本を紹介していきます。

 

最初に結論を言うと、

読書は格闘技である。

『この本の言っていることは、本当に正しいのだろうか?』

という視点を持ち、

批判的に読むことで自分の考えを深める。

これこそが読書である。

と、いうことです。

 

それでは、

1.読書が格闘技とは?

2. 『1冊の本が人生を変える』は危険

3.読書の3つのメリット

この順番で説明していきます。

 

【読書が格闘技とは?】(『読書は格闘技』要約まとめ)

著者の滝本哲史さんは

読書は格闘技である!

と主張しています。

 

これは読書をする過程で、

本に書かれていることを

理解しようと頑張って頭を働かせる。

この本の言っていることは

本当なのかな?

 

と疑いながら読み進める。

 

そのような過程で、

自分の『考え』や『価値観』を

深めていくというような

 

読者の側面から

読書は格闘技である!

と言っています。

 

つまり読書とは

『本の著者』VS『自分』

ということなんです。

 

滝本さんが、

このような考えに

至ったのは

読書という格闘を

繰り返してきたからだそうです。

 

例えば、

ショウペンハウエルという

ドイツの哲学者が書いた

『読書について』

という本があります。

 

この本にはこのようなことが書かれています。

読書とは、他人の考えを知ることである。

 

つまり、自分の代わりに他人に考えてもらうことであり、

これでは自分の考える力は、衰えてしまうだろう。

 

このようにショウペンハウエルは

言っています。

 

この本を読んだときに

瀧本さんはこう考えたそうです。

ショウペンハウエルの

言っている事は

本当だろうか?

いや、

俺はそうは思わんぞ!

 

『読書は他人に考えてもらうことだ』

というのは偏った考えではないか?

読書を通して、

他人の考えを知り、

その考えを批判的に検証したり、

考えを受け止めたり、

反論したりする。

 

そのような過程で、

自分の考えや

価値観を深めていく。

これこそが読書の意味だろう。

 

 

つまり読書とは

格闘技のようなものではないか?

と考えたそうです。

 

この滝本さんの考えに私も賛成です。

読書を通して得られるのは

『新しい知識』や

『新しい考え方』という

きっかけですよね。

 

このようなきっかけを手に入れることに

読書の価値があると思います。

 

本からきっかけを得る。

そのきっかけをもとに、

自分なりに考えぬき

考えを深めていく。

そんなものだと思います。

 

【『1冊の本が人生を変える』は危険】(『読書は格闘技』要約まとめ)

 

『読書は格闘技だ』という話をしてきましたが、

この観点から見ると

『1冊の本が人生を変える』

みたいなのは危険じゃないか?

という事になります。

 

1冊の本が人生を変えるというのは

その本が言っていることに対して

『感銘』を受けて

その内容を強く信じ込んで

その本の言う通りに生きる!

みたいなことですよね。

この考え方は、危険ではないのか?

 

そもそも

この本を読めば人生が変わる!

みたいな本は

『主張が強い』ものが多いです。

 

つまり、

『意見が偏っている』可能性があります。

 

そのような主張の強い本が言っていることを

盲目的に信じるのは危険です。

後々後悔するようなことになりかねません。

 

それよりも、

いろいろな立場の本を読んでみる。

様々な本と格闘することで、

『自分の考え』や『価値観』を広げて

深めていく方が

『自分の成長』につながります。

人生を変える一冊に

出会いたい!

とか

この本は私の全てです!

みたいな事は、それこそ

 

ショウペンハウエルの言う

『自分で考えることを放棄している』状態になってしまいます。

 

【読書の3つのメリット】(『読書は格闘技』要約まとめ)

最後に読書のメリットを3つ紹介します。

 

 

①【ワーキングメモリの向上】(『読書は格闘技』要約まとめ)

ワーキングメモリとは簡単に言うと、

『頭の良さ』

みたいなものです。

 

ワーキングメモリはよく

『脳という作業机の広さ』

と表現されます。

 

この作業机が広いほど、

たくさんの書類を机に広げることができるので、

より複雑で難しい作業でも

スムーズに行える。

このようなイメージです。

 

・頭の回転が速い人

・複雑な思考をこなせる人

こういう人がワーキングメモリが大きい人です。

 

そしてこのワーキングメモリは

読書によって鍛えることができます。

当然といえば、当然ですよね。

読書を通して

『読解力』

『思考力』

『粘り強く考える力』

が身に付きます。

 

そして、これらの能力の向上は

ワーキングメモリの向上に直結します。

 

②【読書によって知見が広がる】(『読書は格闘技』要約まとめ)

知見が広がるというのには、

主に2種類あり、

1.新しい知識

2.新しい考え方

この2つが広がります。

 

【新しい知識】

例えば、

先ほど紹介した

・『ワーキングメモリについての知識』

・『運動をするメリット』

いまこそ絶対やるべき!自宅で過ごすおすすめの方法 5選!

・『瞑想をする方法とそのメリット』

GoogleやAppleも採用!【マインドフルネス瞑想のやり方とその効果を解説】

・『知らないと損をするお金に関する知識』

人生で役立つお金の知識!『金持ち父さん貧乏父さん』要約まとめ

 

などの様々な知識です。

 

【新しい考え方】

例えば、

・『アドラー心理学の課題の分離』

【現代人の必読書】『嫌われる勇気』要約まとめ

・『ドラッカーのマネジメント』

ドラッカーの『マネジメント~基本と原則~』要約まとめ

・『マイルールの作り方と重要性』

マイルールの作り方【「マイルール」を作れば人生はうまくいく】

 

このような感じで、

本を読むことで多くの賢い人たちの

価値観や考え方を知ることができます。

 

このように、

人生の役に立つ知識や

自分では気付かなかったような考え方

というのを知ることができるのが本です。

 

読書によって、

『新しい知識』と『新しい考え方』

を知ることで、

『知見を広げる』ことができる。

これが2つ目のメリットです。

 

③【読書によってストレスが減る】(『読書は格闘技』要約まとめ)

これは数々の研究によって

わかっていることですが、

読書には、ストレスを減らす効果があります。

・『ワーキングメモリが鍛えられる』

・『知見が広がる』

・『ストレスが減らせる』

まさに読書は最強です。

 

読書はこのようにメリットばかりなので

ぜひ少しずつでもチャレンジしてみて下さい。

 

【まとめ】(『読書は格闘技』要約まとめ)

1.【『読書は格闘技』とは?】

読書は、ただ『受動的』に読むだけではなく、

著者と戦うつもりで『批判的に読む』ことが大切。

読書とはそのような格闘を通して、

自分の考えを深めていくものである。

2.【『1冊の本が人生を変える』は危険】

『主張の強い本』ほど疑いながら読むべきです。

そしていろんな意見の本を読むことで、知見を広げましょう。

3.【読書の3つのメリット】

①ワーキングメモリの向上

②知見を広げること

③ストレスを減らすこと

読書によって、ワーキングメモリを鍛えられる

という話がありましたが、他にも『運動』や『瞑想』などによっても、

このワーキングメモリは鍛えられます。

 

『読書は格闘技』には、

他にも興味深い内容が多く書かれていましたので、

ぜひ手に取って読んでみて下さい(^^♪

 

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